Dyson Zone 空気清浄ヘッドホンによる問題解決
世界人口の半分以上が都市部に居住し、2050年にはこの割合が7割に達すると予想されている。都市部の人口の増加に伴い、交通、建設、輸送などのインフラも発展し、大気汚染や騒音の発生など、我々の生活環境に影響を及ぼす。
Dyson Zone 空気清浄ヘッドホンは、このような都市の騒音と大気汚染という2つの課題に取り組むため設計され、同社によれば約30年にわたる、気流、フィルター技術、モーター技術に関する専門知識と、室内外の空気質に関する深い理解から誕生。
各イヤカップ内のコンプレッサーが二重構造のフィルターを通して空気を吸い込み、浄化された2つの気流が非接触型シールドを通して着用者の鼻と口に流れる。
静電フィルターは0.1μmの微粒子を99%捕集、カリウムを含んだカーボンフィルターはNO2やSO2などの都市汚染の代表的な酸性ガスを浄化する(※)。
※社外の試験室(23℃、50% RHの3立方mの室内)において、最大風量設定でフィルターをテスト(NO₂、SO₂、オゾン)。捕捉率は実際の使用状況により異なる場合があります。
センサーおよびコネクティビティ技術、アプリの開発
MyDysonアプリでは、Dyson Zone 空気清浄ヘッドホンの操作や、ノイズキャンセリングモードを調節するだけでなく、オーディオのイコライジングをエンハンスド(高音域を鮮明に)、ベースブースト(低音を強調)、ニュートラル(よりフラットなレスポンスカーブ)の3つのモードから好みに合わせて選択できる。
このMyDyson アプリは聴覚健康ガイダンスを考慮して最大音量が自動設定されているが、必要に応じてアプリ内から設定を変更することができる。
また風速は、低・中・高・オートから選択できる。また、NO2の濃度と騒音レベルをモニターしてアプリに表示する。
Dyson Zone 空気清浄ヘッドホンの主な仕様
構成/清水眞希