スマホやタブレットの操作を快適にしてくれる「タッチペン」。
最近は、100円ショップで買えるものが非常に充実している。その中でも品揃えが豊富なダイソーのタッチペンを、今回は紹介したい。
目次
デザイン性はピカイチの「アルミタッチペン」110円
公式サイトでは、「アルミボディで重量感があり、持ちやすいフォルム」と、うたわれているタッチペン。
実際使ってみると、とても軽く、それほど持ちやすいわけでもない。だが、ほかの製品と比べるとスタイリッシュで、愛着は湧きやすい。操作性・機能に特筆すべき点はないが、個人的には、手元に置いておきたいタッチペンである。
■商品詳細
商品名:アルミタッチペン
価格:110円
原産国(地域):中国
材質:アルミ、シリコン
商品サイズ:長さ11cm×軸直径0.9cm
種類:ピンク、ゴールド、シルバー
超コンパクトで最軽量の「タッチペン スリム」110円
こちらは、筆者が知るなかでは、最も短く、細く、軽量なタッチペン。特に重さは3.3gと、通常のタッチペンの半分に満たない。ペン先も、「ぽっこり」していないので、マップの細かい文字が隠れるといった、地味なストレスがないのがいい。そのぶん、デザイン性は犠牲になっているが、とにかく持ち物は小さくすませたい方には、おすすめたい一品だ。
■商品詳細
商品名:タッチペン スリム
価格:110円
原産国(地域):中国
材質:アルミ合金、シリコーンゴム、ポリカーボネート、ABS樹脂
商品サイズ:長さ11.3cm×軸直径1cm
ペン先が透明で画面が見やすい「ディスクタッチペン ボールペン付」110円
通常のタッチペンのペン先は、シリコンゴムや(電気を通しやすい)導電性繊維が主流。対してこちらは、透明プラスチックの小さな円盤(ディスク)になっている。
より正確に言えば、細くてフレキシブルに曲がるペン先が、ディスクを貫通している構造。そのメリットとして、ペン軸を斜めに傾けても、ペン先は画面に垂直にタッチするため、きちんと「狙った所」をタップできるという点。
そうパッケージに記されているが、通常のペン先のタッチペンを斜めに傾けタップしても、ずれるということはないため、ディスクタイプに特段のアドバンテージがあるかは少々疑問を感じる。むしろ、透明であるがゆえに、マップなどが見やすいという利点のほうが大きいだろう。
また、ペン先の反対側にボールペンが付いており、出先で手書きの機会が多い人には便利。
■商品詳細
商品名:ディスクタッチペン ボールペン付
価格:110円
原産国(地域):中国
材質:ABS樹脂、スチール
商品サイズ:長さ14cm×軸直径0.9cm
種類:黒、シルバー
「タッチペン付きボールペン」110円
先に紹介した「ディスクタッチペン ボールペン付」と同じく、ボールペンが付属するタッチペン。
違いは、本製品はボールペンが“主”で、タッチペンが“従”のデザインになっている点。スマホはあまり使わず、筆記具で書くことが多い方には、こちらがしっくりするはずだ。
■商品詳細
商品名:タッチペン付きボールペン
価格:110円
原産国(地域):中国
材質:アルミニウム、スチール、シリコーン樹脂
商品サイズ:長さ14cm
種類:パールブラック、シルバー、レッド
「タッチペン付き鉛筆 2本入り」110円
こちらは、ボールペンでなく2Bの濃さの鉛筆に、タッチペンが付いているタイプ。2本入ってお得感があるが、鉛筆を使うシーンがめっきり減った昨今、かなりニッチな製品といえそうだ。なお、軸の形状は丸形。六角形の軸になじんだ人には、若干の慣れが要る。
■商品詳細
商品名:タッチペン付き鉛筆 2本入り
価格:110円
原産国(地域):中国
材質:木、粘土、黒鉛、シリコン、アルミ
商品サイズ:長さ17.8cm×軸直径0.8cm
種類:-
多機能だが使い勝手に難ありの「タッチペン 4 in 1」110円
タッチペンに、LEDライト、スマホスタンド、油性ボールペンの機能が備わった、かなり欲張りな製品。こういったマルチツール的な製品で、満足できたものは少ないが、こちらはタッチペン自体は使いやすい。
そして、軸が中折れしてスマホスタンドになるのは面白い――しかし、スマホスタンドにしてしまえば、スマホの操作にはタッチペンが別に1本必要になるわけで、そこはアイデア倒れに思うし、そもそも不安定すぎる。また、(電池交換が不可の)LEDが暗すぎるのもマイナスポイントだろう。
■商品詳細
商品名:「タッチペン 4 in 1」
価格:110円
原産国(地域):中国
材質:アクリロ二トリル・ブタジエン・スチレン樹脂
商品サイズ:長さ13cm×軸直径1.5cm
種類:-
最多機能だが使う人を選ぶ「多機能マルチペン」110円
タッチペン機能にプラスして、ボールペン、スケール(定規)、水平器、ドライバー(+と-)が付いた、おそらく100均タッチペンで最多の機能をもつ一品。
ドライバーは、キャップにあたる部分(ここがタッチペンになっている)を取り外すと出てくる。水平器は、「インテリアの壁掛け時」に使えるそうだ。
正直な話、普通に生活しているぶんには、こうした機能が出番となることは少ないのでは、と思う。となると、これまで紹介した中で一番長いことが仇となり、かさばるだけのタッチペンとなりかねない。もしタッチペン以外の機能が要らないのであれば、ほかの製品を選択したほうがよさそうだ。
■商品詳細
商品名:多機能マルチペン
価格:110円
原産国(地域):中国
材質:ABS樹脂、アクリル樹脂、スチール、シリコーン樹脂、磁石、石油系液
商品サイズ:長さ14.8cm×軸直径1.4cm
種類:-
握りやすさを重視した「にぎりやすいタッチペン」110円
商品名のとおり、握りやすさに配慮した、持ち手が太いタッチペン。
同様のコンセプトとして太軸の万年筆を思い出すが、なぜ太いかといえば、握った際に無意識に生じる余計な力がなくなるから。それで、長時間使用しても疲れないメリットがある。
さらに、本製品は7gと非常に軽い。胸ポケットに挿していても、その存在を忘れるくらいで、その点もおすすめポイントになる。
■商品詳細
商品名:にぎりやすいタッチペン
価格:110円
原産国(地域):中国
材質:ABS樹脂、合成ゴム
商品サイズ:長さ11.6cm×軸直径1.3cm
種類:ブラック&レッド、ブラック&ホワイト
スマホにもふつうに使える「タッチパネル用タッチペン」110円
最後に、唯一「タッチパネル用」と明記されたタッチペンを紹介しよう。こちらはもちろんタッチパネルの操作に使えるが、実はスマホ・タブレットにもふつうに使える。むしろ、ほかのタッチペンよりも、スワイプは快適なくらい。なぜ、タッチパネルを前面に押し出したのかはわからないが、黒・赤2色のボールペンが付いているし、ボールペン付きタイプの中では本製品が一番おすすめ。
■商品詳細
商品名:タッチパネル用タッチペン
価格:110円
原産国(地域):中国
材質:ABS樹脂、スチール
商品サイズ:長さ12.5cm×軸直径1.2cm
種類:ホワイト、ブラック
文/鈴木拓也