Dynabookは、13.3型モバイルノートPC「dynabook Gシリーズ」の2023年夏モデルとして、第13世代インテルCPUを搭載した「dynabook G8/W」と「dynabook G6/W」を発売した。
価格はオープン。実勢価格は「dynabook G8/W」が274,800円前後、「dynabook G6/W」が236,300円前後。カラーは両モデルともにオニキスブルーとパールホワイトの2色を用意する。
いずれも、最新の第13世代インテルCoreプロセッサーを採用したモデル。同社が長年にわたり蓄積してきたノートPCの冷却・放熱技術や筐体設計技術、高速化処理技術を駆使した独自の「dynabookエンパワーテクノロジー」も搭載し、モバイルノートPCでありながら、負荷が大きい動画の編集作業や複数アプリの併用作業などもスムーズに行なうことができる。
また、最新の無線LAN規格「Wi-Fi 6E」にも対応。従来の5GHz帯、2.4GHz帯に加え、新たに解放された6GHz 帯の周波数を使えることで、電波干渉や混雑や遅延が少なく、より安定した高速通信が可能となる。
もちろん、携行性にも優れており、バッグなどに収まりやすい約17.9mmの薄さを実現しているうえ、ボディ素材にマグネシウム合金を使用することで、質量約875g~の軽量ボディと堅牢性を両立。
日常生活のさまざまなトラブルを想定した、アメリカ国防総省制定MIL規格に準拠した9項目の過酷な耐久テスト(落下、粉塵、高度、高温、低温、温度変化、振動、衝撃、太陽光照射)もクリアしているので、さまざまな場所へ気軽に持ち運んで使用することができる。
さらに、高輝度で色鮮やかな省電力のシャープ製13.3型IGZO液晶(1,920×1,080ドット)を採用。広視野角液晶により斜めからでも見やすく、太陽光や蛍光灯の下でも映り込みが少ないノングレア(非光沢)タイプなので、オープンカフェなど日中の屋外でも画面が見やすく、場所を選ばず使用することができる。
しかも、ディスプレイが180度オープンするので、画面を共有しながら対話することも可能だ。
そのほか、Windows Hello対応の顔認証センサーやWebカメラシャッター付きの約92万画素Webカメラを備え、「AIカメラエフェクター」や「AIノイズキャンセラー」「ワンタッチマイクミュート」などのWeb会議向け機能も装備する。
主な仕様は、「dynabook G8/W」は、CPUがCore i7-1360Pで、メモリは16GB、ストレージは512GB SSDを内蔵し、「dynabook G6/W」には、CPUがCore i5-1340Pで、メモは8GB、ストレージは256GB SSDを搭載。
両モデルともに、本体サイズは約幅306×奥行210×高さ17.9mm、質量はオニキスブルーが875g、パールホワイトが879g。バッテリー駆動時間は約24時間で、30分の充電でバッテリー駆動時間の約40%を充電できる「お急ぎ30分チャージ」機能も搭載。
インターフェースはマイク入力/ヘッドホン出力端子、USB 3.2(Gen1)Type-Aコネクタ×2、Thunderbolt 4(USB4 Type-C)コネクタ×2、LAN(RJ45)、HDMI出力端子、microSDカードスロットを装備。
Officeアプリは「Office Home & Business 2021」に加え、OneDrive 100GBのクラウドストレージなどの優良サービスを1年間無料で使える「Microsoft 365 Basic」も搭載する。
このほか、2023年夏モデルとして、10.1型2in1デタッチャブルPC「dynabook K1/V」も発売した。価格はオープンで、実勢価格は98,800 円前後。本体サイズは約幅249×奥行186.7×高さ18.7mm、質量は約1.18kg(ともにキーボード接続時)。CPUはインテル Celeron N4020で、メモリは4GB、ストレージは128GBを内蔵する。
製品情報
https://dynabook.com/mobile-notebook/g-series/2023-summer-model/index.html
https://dynabook.com/detachable-notebook/k-series/2023-summer-model/index.html
構成/立原尚子