パパの寝かしつけの自己評価とママの満足度には大きな差も!?育児・寝かしつけに関する意識調査
育児に正解はないとはいえ、夜泣きや寝かしつけなど育児の悩みを抱える両親は模範解答がほしいと願う人も多いと思う。
そこで「ジョンソン ベビー」を展開するKenvueは、4月に育児休暇を終え復職する人も多く、様々な育児の課題が現れることの多い5月に、0~2歳の子をもつ20歳~39歳の男女の計722名を対象に、「育児や寝かしつけに関する意識調査」を実施した。
寝かしつけに悩むパパ・ママは6割以上
「育児の中で、最もストレスを感じるものをお答えください」と聞いたところ、1位「夜泣きの対応をする」(55.1%)が最も多く、2位「離乳食をつくる・用意する」(14.7%)、3位「寝かしつけをする」(13.1%)という回答が得られた。
さらに、「あなたは、お子さんの寝かしつけに悩んでいますか、もしくは悩んでいましたか」と聞いたところ、「悩んでいる・悩んでいた」と回答した人は6割以上もいることが判明。
「寝かしつけの中で悩みやストレスに感じたこと」について尋ねる質問では、「子どもが寝るまでに時間がかかる」「子どもが夜中に何度も起きてしまう」など、子どもが寝ないことに関する悩みが多く挙がった。
次いで、ママからの、「自分しか夜泣き対応ができない」(43.9%)、「自分が寝かしつけをした時しか子どもが寝てくれない」(28.0%)という悩みが多く挙がり、ママ1人に寝かしつけの負担が偏っていることがストレスになっているようだ。
パパの回答を見てみると、「自分しか夜泣き対応ができない」は4.8%(ママとの差39.1pt)、「自分以外の家族が子どもの夜泣き対応をしようとしない」は1.4%(ママとの差17.8pt)、「自分が寝かしつけをした時しか子どもが寝ない」は12.0%(ママとの差16pt)となり、ママの回答と大きな差があることがうかがえる。
寝かしつけの担当は約8割が主にママ、パパが寝かしつけをしない理由は「妻のほうが寝かしつけるのが早いから」
最も年下の子について、「主に寝かしつけを担当しているのはどなたですか」と尋ねたところ、ママが77.6%という結果で、多くの家庭でママが寝かしつけを担当していることがわかった。
また、この結果を詳しく見てみると、育児休暇中の女性のうち84.5%、職場復帰をしている女性のうち85.1%の人が寝かしつけを担当しており、働いていても寝かしつけを担当するのはママが多いようだ。
寝かしつけは主にママが担当している一方で、「あなたは、お子様の寝かしつけをできるようになりたいと思いますか」という質問では、男性の9割以上が「そう思う」「まあそう思う」と回答し、寝かしつけができるようになりたいと思っていることがうかがえる。
また、「あなたが寝かしつけをしない理由として、あてはまるものを全てお答えください」と聞いたところ、「妻の方が寝かしつけるのが早いから(59.6%)」、「寝かしつけの時間に帰って来てこられない(30.3%)」、「寝かしつけをしたことはあるが寝てくれなかったので諦めた(27.3%)」という理由があがった。