楽天モバイルは、法人向けSMS送信サービス「Symworld CPaaS SMS API」の国内販売を本格的に開始したと発表した。
「Symworld CPaaS SMS API」は、楽天グループが自社開発し、運営する法人向けSMS送信サービス。企業が顧客の携帯電話やスマートフォンに、用途に合わせたSMS(ショートメッセージ)送信(一括・個別・予約など)ができるサービスで、SMS送信料は1通8円(税別)となる。
また、企業と顧客の迅速かつ安定したコミュニケーションを実現するため、送信方式には「キャリア直接接続」を採用。楽天モバイルを含む、国内携帯キャリア4社と直接接続することにより、高到達率・低遅延、かつ安全にSMS送信が可能となる。
また、運用面においては、電話およびメールでの問い合わせに24時間365日無償サポートする。
さらに、SMSの送信方法は、APIで企業のシステムを本サービスに接続することで行なう「API連携送信」と、利用情報を分析し、表やグラフなどで可視化するダッシュボード画面から簡単な操作で送信ができる「ダッシュボード送信」の2通りを用意。
「API連携送信」では、API接続を行なうことで、会員登録時など本人確認に用いるSMS認証用システムや、現在使用している社内業務ツールとの連携も可能となる。
「ダッシュボード送信」では、ダッシュボードを活用し、送信内容の編集・管理だけでなく、送信設定の変更、送信先リストの管理・送信結果の分析などができる。
なお、本サービスは、楽天シンフォニー傘下のRakuten Symphony Singaporeが開発している。2022年7月から楽天シンフォニーが提供を開始しており、すでに欧米、欧州のグローバル企業を中心に導入実績があるとのことだ。
関連情報
https://symphony.rakuten.com/cpaas/jp/sms
構成/立原尚子