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アフリカ最大の国土を誇る国「阿爾及」の読み方

2023.06.19

『阿爾及』は、アフリカ北西部にある国家の名前を漢字で表わしたものです。漢字からは意味を推測できないため、知識がないと読みこなすのは難しいかもしれません。阿爾及の読み方や意味、国家の概要や日本との関係について、詳しく紹介します。

阿爾及の読み方とは

阿爾及をそのまま読むと『あじきゅう』となりますが、これでは意味が通じません。阿爾及の正しい読み方は何なのでしょうか?

正しい読み方は「アルジェリア」

正解は、『阿爾及』と書いて『アルジェリア』と読みます。日本語では『ア』『ジ』しか重なる部分がなく、想像力が豊かな人でも、知識がないと読むのは難しいかもしれません。

現在の日本では、外国名はカタカナで記すのが一般的です。しかし多くの外来語が入ってきた明治時代には、表記の基準が定まっていませんでした。外国名に漢字を当てて表わすケースが多く、中国で使われていた表記をそのまま日本語に当てはめる場合が多かったようです。

アルジェリアの表記を見てみると、中国語表記では『阿爾及利亞(繁体字)』『阿尔及利亚(簡体字)』です。漢字の類似性から見て、『阿爾及』という表記は中国語に由来していると考えられます。

阿爾及の国名や国旗の由来

アルジェリアの国旗

(出典) pixta.jp

アルジェリアは、正式名称を『アルジェリア民主人民共和国』とする北アフリカの国家です。国名や国旗の由来を見ていきましょう。

由来はアラビア語の「アル・ジェザーイル」

国名の『アルジェリア』は、直訳すると『アルジェの国』という意味です。アルジェに、『~の国』『~の土地』を意味する地名接尾辞『ia』が付属し、『アルジェリア』と呼ばれるようになりました。

アルジェとはアルジェリア最大の都市であり、同国の首都です。都市名の由来は『アル・ジェザーイル』というアラビア語で、『島々』という意味があります。

アルジェリア以外にも、アフリカの国家には『ia』の音で終わる国が豊富です。具体的には『ケニア』『リビア』『ナイジェリア』『モーリタニア』などがあります。これらの国々は、国名の最後に地名接尾辞『ia』が付属するため、似たような響きなのです。

緑と白と赤の3色の国旗

アルジェリアの国旗は、地の色には緑と白の2色、モチーフカラーには赤が使われています。色の意味は、緑が『繁栄』、白が『平和』です。そして赤は、フランスからの独立戦争で流されたたくさんの血を象徴しています。

またアルジェリアの国旗の中央に配置されているのは、三日月と月です。これらは主にイスラム教国で多用されるモチーフで、イスラム教への信仰心を示しているとされています。

とはいえ、三日月と月のシンボルを使っていたのはオスマン帝国であり、イスラム教との直接的な関わりはありません。オスマン帝国がイスラム教を信奉していたため、三日月と月そのものがイスラム教の象徴として広く使われるようになったと考えられています。

阿爾及ってどんな国?

アルジェリアの街並み

(出典) pixta.jp

アルジェリアの位置は何となく知っていても、詳細は知らないという人も多いかもしれません。そもそもアルジェリアとは、どのような国なのでしょうか?

阿爾及の基本情報

アルジェリアは、北アフリカに位置する人口約4,460万人のイスラム国家です。公用語はアラビア語・ベルベル語ですが、フランス語も広く使われています。

国土の広さはアフリカ大陸で最大を誇り、238万平方キロメートル(日本の6倍以上)あります。ただし国土のうち約200万平方キロメートルは砂漠地帯で占められており、耕地はわずかしかありません。主要産業は石油・天然ガス関連産業で、サハラ地帯では鉄鉱石や石油・天然ガスの産出が盛んに進められています。

アルジェリアは北部を地中海に面しているため、古代ローマとの関係も密接です。地中海沿岸にはカルタゴ時代の遺跡や遺構が多く残っているほか、歴代のイスラム王朝やオスマン帝国時代の遺跡も見られます。

参考:アルジェリア基礎データ|外務省

1962年にフランスから独立

アルジェリアを語る上で欠かせないのが『アルジェリア戦争』です。これはフランスからの独立を目指して行われた戦争で、1954年から62年まで続きました。

19世紀後半から20世紀前半は、ヨーロッパの列強各国がアフリカ大陸の植民地化を進めていた時代です。アルジェリアもフランスからの侵略を受け、130年もの長きにわたり植民地として支配されました。

ヨーロッパ列強の植民地支配では、言語から文化まで厳しく弾圧されていたようです。アルジェリアではアラビア語ではなくフランス語が広く浸透し、アラビア語を使えないアルジェリア人も少なくありません。現在アルジェリアではアラビア語が公用語とされているものの、日常生活ではいまだにフランス語が主流です。

阿爾及の首都「アルジェ」

アルジェリアの首都は、同国最大の都市『アルジェ』です。フランス統治時代の面影が色濃く残っており、『北アフリカのパリ』などとよばれる場合もあります。

都市の起源は、紀元前12世紀のフェニキア時代にさかのぼるといわれ、重要な史跡や遺構が重層的に残っています。中でも、世界遺産にも登録された有名スポットが、山手側に広がる旧市街『カスバ』です。

カスバとは、アラビア語で『砦』の意味を持つ居住地区です。16世紀にオスマン帝国の城塞として作られ、丘の上には太守の宮殿があります。細い路地があちこちに延びる複雑な街並みは迷路にも例えられ、アルジェリアの複雑な歴史を感じさせるとして人気です。

日本と阿爾及の関係

日本政府は1962年にアルジェリアの独立を承認し、64年には在アルジェリア大使館を開設しました。現在のところは大きな懸念事項もなく、関係は良好です。とはいえアルジェリアに進出している日本企業は少なく、投資もあまり進んではいません。

アルジェリアで日本企業が存在感を発揮している分野は、主にプラント建設と自動車です。日本の高い技術は現地でも高く評価されており、アルジェリアの市場においても好意的に受け入れられています。

構成/編集部

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