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正しい読み方は?アメリカを代表する都市「紐育」はどこか

2023.06.18

『紐育』は、アメリカの有名な都市の名前です。音を聞けば誰でもすぐに分かりますが、漢字のみで都市名を想像するのは難しいかもしれません。教養の一つとして、紐育の正しい読み方を理解しておきましょう。紐育の由来・意味についても詳しく紹介します。

紐育の読み方

『紐育』と書いて何と読むのでしょうか?正しい読み方を見ていきましょう。

読み方は「ニューヨーク」

『紐育』の読み方は、『ニューヨーク』です。アメリカ東部を代表する大都市であり、世界的なトレンド発信地として知られています。

日本語で紐は『ひも』『ちゅう』『じゅう』などと読み、『にゅう』という読み方はありません。育についても同様で、音読みは『いく』のみです。

紐と育でニューヨークという読み方は、完全な当て字です。紐育以外にも『紐約克』『新約克』など表記する場合もあります。

アメリカのその他の地名は漢字でどう書く?

アメリカには紐育以外にも、スムーズに読みこなすのが難しい都市名があります。例えば『羅府』『桑港』の読み方は分かるでしょうか。

『羅府』は『ロサンゼルス』と読みます。ロサンゼルスは、アメリカ西海岸に位置するアメリカ第二の都市です。一年中安定した穏やかな気候で知られており、世界のエンターテインメントの中心地でもあります。

『桑港』はサンフランシスコを表わす漢字です。サンフランシスコはロサンゼルスと同様に西海岸に位置し、個性豊かな街並みが人気を集めています。街のシンボルである『ゴールデンゲートブリッジ』は、必見の観光スポットです。

このほかにもアメリカには、『舎路(シアトル)』『市俄古(シカゴ)』など、難読な文字が当てられた都市がいくつもあります。

紐育の由来について紹介

ニューヨークマンハッタン

(出典) pixta.jp

ニューヨークを『紐育』と表記するのは、なぜなのでしょうか?漢字の由来と、この街が『ニューヨーク』と名付けられた理由について確認しましょう。

漢字表記の由来は中国語

外国語名の漢字の多くは、中国語表記から引用されています。ニューヨークも例外ではなく、オリジナルは中国語です。

中国語は日本のようにカタカナやひらがながなく、外国の地名や人名も全て漢字で表記されます。当てられる漢字は音の響きが似ているものが採用されており、中国語で読んだときに現地の発音に近いものとなるのが一般的です。

ニューヨークは、中国語では『紐約』と書きます。日本語とは『約』『育』の違いがあるため注意しましょう。また『紐育』のほかに『新約克』という書き方をするケースも散見されます。この『新』は『New』を『新しい』と意訳したものと見られており、音読みとは必ずしも一致しません。

名称の由来はイギリスのヨーク公

『New York』という名称の由来は、イギリスの『ヨーク公(The Duke of York)』にちなんだものです。

元々ニューヨークには、アメリカ先住民が住んでいました。17世紀にやって来たオランダの探検家がわずかな金額で土地を買い取り、ニューヨークをオランダの植民地としたのです。オランダの統治期間中、ニューヨークは『ニューアムステルダム』とよばれました。

ニューアムステルダムはビーバーの毛皮などを輸出して繁栄したものの、1644年以降はイギリスの占領下に置かれます。街の名称は、ヨーク公にちなんだ『ニューヨーク』に変更され、現在に至っています。

紐育について詳しく知ろう

ニューヨークタイムズスクエア

(出典) pixta.jp

アメリカ最大の都市といわれるのがニューヨークです。ニューヨークとはどのような街なのかを確認しましょう。なお、いずれの情報も、2023年5月時点のものです。

紐育の基本情報

アメリカ東海岸に位置するニューヨークは、人口約850万人の大都市です。マンハッタン・クイーンズ・ブルックリン・ブロンクス・スタテンアイランド島の5エリアから構成されており、ビジネスや観光・文化の中心地となっています。

ニューヨークの特徴は、多種多様な言語・文化が混在している点です。ニューヨークには白人・黒人・ヒスパニック・アジア系などが暮らしており、『ニューヨーカー』といってもルーツは同じではありません。一つの街に多様な文化が絶妙なバランスで共存するため、ニューヨークは『人種のサラダボウル』とよばれることもあります。

市内には中華街・韓国人街・インド人街・イタリア人街などがあり、1都市で世界のさまざまな文化圏を体験することが可能です。

魅力が詰まった紐育

ニューヨークの5エリアのうち、多くの人がイメージする『ニューヨーク』はマンハッタンです。マンハッタンは南北に長い島で、ハドソン川・イースト川・ハーレム川・ニューヨーク湾に囲まれています。

東京の山手線内に収まるほどの面積のエリアですが、エンターテインメントや文化のホットスポットとして世界のトレンドを牽引しています。

ニューヨークを代表する人気スポットとして知られるのは、ショービズ界の聖地である『タイムズスクエア』や、緑豊かな『セントラルパーク』、自由の象徴である『自由の女神』などです。

買い物好き・ブランド好きには人気ブランドが軒を連ねる『5番街』があるほか、『MoMA(ニューヨーク近代美術館)』や『メトロポリタン美術館』といった、見ごたえ十分な美術館もあります。

日本から紐育へ行くには

ニューヨーク近郊には、『JFK国際空港』『ニューアーク国際空港』『ラガーディア空港』の三つがあります。このうち日本からの直行便を利用できるのは、『JFK国際空港』『ニューアーク国際空港』です。それぞれの空港はマンハッタンから25km程度の場所にあります。

羽田空港または成田空港から直行便を利用した場合、ニューヨークまでは往路が約12時間、復路が約14時間です。乗り継ぎ便を利用した場合は、往路が15時間以上・復路が17時間以上かかるケースもあります。

ニューヨークと日本の時差は約14時間あり、日本の方が進んでいます。サマータイム期間になるとさらに差が広がり、時差は約15時間です。

構成/編集部

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