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個別訪問保育か集団保育か?0~2歳児の親に聞いた理想の保育形態

2023.05.24

3月31日に、政府より発表された『こども・子育て政策の強化について(試案)』(通称:少子化対策のたたき台)では、支援が手薄とされる0〜2歳児について、支援の強化を行うことが表明されている。

そこでキッズラインは、2023年4月6〜11日に、0〜2歳の低年齢児を育てる親936人に「本当に必要な保育」についてアンケート調査を実施した。

1歳未満では「個別訪問保育(ベビーシッター)」を望む親が多い。0~2歳児の親が望む「理想の保育」形態とは

以下は、「子どもに何歳何ヶ月から、どのような保育を受けさせたいか?」という質問に対して、「保護者が理想とする保育開始月齢」と「保護者が理想とする月齢別の保育形態」を回答してもらった結果だ。

「保育」とは、家族以外の保育を専門とする第三者(保育士、ベビーシッターなど)が、子どもの面倒を見ることを想定。保育は必ずしも毎日受けるとは限らず、週に数時間、数回といったものも含む。

質問では、保育への金銭的な負担はどの場合も同じだと仮定し「理想はどうか?」という視点で回答してもらった。

結果からは、0〜8ヶ月の子の理想の保育形態として「個別訪問保育(いわゆるベビーシッター)がよい」と考えている親が最も多いことがわかる。そして、0ヶ月であっても「保育は不要」(37.6%)という意見は多数派ではなかった。

また、9ヶ月〜1歳5ヶ月までは「個別訪問保育と集団保育の両方がよい」という親が最も多くなっている。

1歳6ヶ月以降は、「集団保育がよい」という親が増えるが、「個別訪問保育と集団保育の両方」を望む親も依然として多く、2歳11ヶ月までは3割以上の親が「個別訪問保育」の併用を希望していることが判明。

個別訪問保育を利用する理由は「親のリフレッシュ」、利用していない理由は「料金が高過ぎる」からが最多

ベビーシッターを利用した理由の上位項目は、「親のリフレッシュ」が39.5%、「大人だけで出かける用事があった」が28.8%、次に「日中の親の仕事(25%)」と続く。

「子どもの世話の補助(23.5%)」「リモートワーク(18.8%)」など、親が在宅している状態で保育補助としてベビーシッターを利用するパターンも見受けられた。

ベビーシッターを利用したことがない理由は、「利用料金が高すぎる」が52.6%と最も高く、「どんな人が来るか分からず不安」(37.2%)が続く。

「利用したいが、スケジュールが合う人がいない」も31.5%となり、3割以上の人が「使いたいが使えていない」状態であることが判明。

利用を阻害する要因として最も高かった利用料金については、「金銭的な負担が大きく減った場合はベビーシッターを利用したり、利用の回数が増える」という回答が87.1%(N数=936)となった。

これらのことを踏まえると、0〜2歳までの親は多くが子どもに個別訪問保育を受けさせたいと希望しているものの、金銭的な負担などが要因となり、本来必要なサービスを利用できていない状況にあるようだ。

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