イマドキ高校生の8割が「勉強が好きなほうではない」

「自分の子が勉強嫌いで困っている…」こんな悩みを抱えている保護者も多いのではないだろうか。勉強が嫌いになってしまう理由はさまざまだが、特にどの年代の子供が勉強を嫌っているのか気になるところ。

そこで日本トレンドリサーチは、医学部受験予備校　医進の会と共同で、現在学生の子供がいる全国の男女202名を対象に、「あなたの子どもは勉強が好きか」についてアンケートを実施した。

小学生は62.2％、中学生は68.1％、高校生は76.9％が「勉強好きではないと思う」

まずは、子供の年代や、自分の子供が勉強好きだと思うかどうかを聞いた。

小学生は62.2％、中学生は68.1％、高校生は76.9％、そして大学生は52.6％が「勉強好きではないと思う」と回答。子供が勉強を好き、もしくは好きではないと思う理由をそれぞれ聞いた。

「勉強が好きだと思う」と回答した人は、「勉強に対して積極的だから」「勉強を楽しんでいるから」といった意見が多くあった。一方で「勉強好きではないと思う」と回答した人の理由は以下の通り。

自主学習や宿題を嫌がったり、遊びを優先する子供を見ているからといった意見が多いよう。

中学生の子供を持つ保護者の40.4％が、塾や予備校に通わせている

続いて子供に宿題や勉強をさせたい時に、何か工夫したことはあるかを質問したところ、40％の人が「ある」と回答した。具体的にどのような工夫をしているのか紹介しよう。

他にも「好きなものやご褒美を用意する」といった意見も。さらに高校生以下の子供を持つ人に、子供は塾や予備校に通わせているかも聞いてみた。

小学生は20.3％、中学生は40.4％、高校生は26.9％が、塾や予備校に「通わせている」と回答。「通わせている理由」と「通わせていない理由」は以下の通り。

「通わせている理由」としては、学習の習慣をつけさせるためや、勉強の補助として有効だと考えている人が多いよう。一方で「通わせていない理由」については以下のような回答が得られた。

「子どもが勉強が好きではないから」という理由の他にも、「今のところは塾に通わせる必要性を感じない」といった理由が見られた。

調査概要
「あなたの子どもは勉強が好きかに関するアンケート」調査概要
調査期間：2023年4月8日 ～2023年4月14日
調査機関：日本トレンドリサーチ（自社調査）
調査対象：現在学生の子供がいる全国の男女
有効回答数：202サンプル
調査方法：インターネット調査

関連情報：https://trend-research.jp/17661/

構成／Ara