コードレスで使用できる取り回しの良さから便利なBluetoothイヤホン。近年はさまざまなメーカーから、幅広い価格帯に製品が登場しているので、通勤時や作業中に使用する機会が増えた人も多いのではないでしょうか。
長時間Bluetoothイヤホンを使いたい人にとって重要なのが、バッテリーの持続時間。有線イヤホンには必要のない作業なので、逐一充電をするのが面倒に感じたり、使用中にバッテリーが切れてしまって困った経験をした人もいるのではないでしょうか。
本記事では、Bluetoothイヤホンの中でもバッテリー持続時間が比較的長いといえる、単体で10時間以上の駆動時間を持った製品を紹介していきます。
目次
12時間の連続使用時間に強力ノイキャン搭載、ハイレゾ対応のBluetoothイヤホン【WF-1000XM4】
幅広い価格帯にBluetoothイヤホンを展開するソニーのハイエンド完全ワイヤレスイヤホン「WF-1000XM4」は、ハイレゾ相当の高解像度音源が再生できるのに加え、強力なノイズキャンセリング性能を搭載しています。
イヤホン単体でノイズキャンセリングON時に8時間、ノイズキャンセリングOFF時には12時間(コーデックはAAC。DSEE Extreme/イコライザーの搭載モデルはOFF設定時、またその他機能は全て初期設定時)と、使用中に電池が切れる心配がほぼないロングバッテリーを搭載。充電ケースでは2回分のフル充電ができるため、短期の出張や旅行であれば、充電ケーブルを持ち運ぶ必要もないでしょう。
ソニーストアでの販売価格は3万6300円。ハイエンドモデルらしい価格設定ではありますが、音質や装着感、バッテリー性能といった各所に妥協をしたくないという人におすすめの製品です。
【参照】ソニー/WF-1000XM4
充電ケースにディスプレイを搭載! バッテリー持ちも優秀なBluetoothイヤホン【JBL TOUR PRO 2】
充電ケースにディスプレイを搭載した〝変わり種〟でもある「JBL TOUR PRO 2」ですが、レベルの調節ができるノイズキャンセリング機能や計6つのマイクによってノイズを除去する通話性能など、純粋な完全ワイヤレスイヤホンとしても高い完成度を誇る製品です。
ディスプレイでは音量の調節や曲送り、ノイズキャンセリングと外音取り込みモードの切り替えといった、これまでスマートフォンで行っていた操作を行えるようになっています。
連続再生時間はノイズキャンセリングON時に本体約8時間、ノイズキャンセリングOFF時に最大10時間で、充電ケースを併用すれば最大40時間の再生が可能となります。公式ストアでの販売価格は3万3000円です。
耳にフィットするコンパクトサイズなのに最長11時間持続するBluetoothイヤホン【Pixel Buds Pro】
グーグルの完全ワイヤレスイヤホン「Pixel Buds Pro」は、ノイズキャンセリングON時に最長7時間、ノイズキャンセリングOFF時に最長11時間持続するバッテリーを搭載しています。
Pixel Buds Proの魅力は、上述したロングバッテリーや11ミリのドライバーを内蔵しながら、縦約23.72mm、奥行き約22.33mmのコンパクトサイズに収められている点。耳の穴にすっぽりとおさまる形状になっており、質量も片側約6.2g(中サイズイヤーチップ使用時)と軽量になっています。
本体は「Charcoal」「Fog」「Lemongrass」「Coral」の4色展開。かわいらしいパステルなカラーリングも魅力でしょう。公式サイトでの販売価格は2万8200円で、2350円/月の12回払いにも対応しています。