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ワークライフバランスの実態調査、社会人の6割以上が「プライベートの時間はメンタル面のケアを重視」

2023.05.26

キャリアや就職・転職に特化した匿名相談サービス「JobQ」を運営するライボの調査機関であるJob総研は、796人の社会人男女を対象に「2023年 ワークライフ実態調査」を実施。結果をグラフにまとめて発表した。

ワークライフバランスの理想と現実

回答者全体の796人にワークライフバランスの理想を聞くと、「プライベートを重視」38.7%、「どちらかといえばプライベートを重視」33.5%を合算した72.2%が”プライベート重視派”の回答をする結果となった。

一方、”仕事重視”は27.8%で、内訳は「仕事を重視」が6.2%で、「どちらかといえば仕事を重視」が21.6%だった。

実際のワークライフバランスを聞くと、「仕事を重視」17.8%、「どちらかといえば仕事を重視」39.7%の合算で、過半数の57.5%が”仕事重視派”を選択。

”プライベート重視派”は42.5%で、内訳は「プライベートを重視」21.6%、「どちらかといえばプライベートを重視」20.9%の結果が得られた。

年代別に見る理想と現実

ワークライフバランスの理想と現実を年代別に見ていくと、”プライベート重視派”の回答は、20代が74.0%、30代が74.4%、40代が70.2%、50代が58.3%になり、30代が最もプライベート重視を理想としていることがわかった。

しかし実際のワークライフバランスでは、全年代で “仕事重視派“が過半数を上回る結果になり、理想と現実に大きなギャップがある結果に。

また”プライベート重視派”の回答では20代が46.9%、30代が38.9%、40代が41.8%、50代が26.7%の結果になり、理想と現実で比較すると、30代の35.5%のギャップが最も開きのある結果になった。

ワークライフバランスの影響

ワークライフバランスがどのようなことに影響しているかを聞くと、「仕事のモチベーション」が73.0%で最多になり、次いで「メンタル面」が68.0%、「体力面」48.9%、「スキルアップ」38.4%、「結婚のタイミング」35.1%が上位にランクイン。

 また全回答796人に転職を想定した場合の仕事選びで「プライベート時間を確保できるか」の重視度を聞くと、「とても重視する」37.1%、「重視する」36.7%、「どちらかといえば重視する」21.2%を合算した、95.0%が”重視する派”の回答をしている。

毎月の残業時間

回答者全体の796人に毎月の残業時間を聞くと、「1〜10時間未満」が26.8%で最多になり、次いで「10〜20時間未満」が19.6%、「0時間」が16.1%の順となり、「30時間以上」残業があると回答したのは24.2%だった。

これを働き方別で見ていくと、残業時間が「30時間未満」の回答は「フル出社」の回答者が最多で82.2%になり、「30時間以上」の回答は「フルリモート」の回答者が最多の31.3%となっている。

プライベート時間の仕事対応

回答者全体の796人にプライベートの時間に仕事上の連絡有無を聞くと、「ある」が40.8%で「ない」が59.2%だった。

また「ある」を回答した325人にその連絡に対応するか否かを聞くと、「電話もメール(SNS)も両方対応する」が42.5%で最多となり、次いで「メールやSNSのみ対応する」が29.2%、「基本的に対応しない」が15.1%、「電話のみ対応する」が13.2%となった。

プライベート時間に重視すること

プライベートの時間にメンタル面か体力面どちらのケアを重視しているかを聞くと、「メンタル面のケア」29.1%と「どちらかといえばメンタル面のケア」36.7%を合算した65.8%が”メンタル面のケア派”を回答している。

”体力面のケア派”は34.2%で、内訳は「体力面のケア」15.5%、「どちらかといえば体力面のケア」18.7%だった。

プライベート時間に主に使っている時間を聞くと、「1人の時間」が72.9%で最多回答になり、次いで「家族との時間」が42.3%、「友人との時間」が27.9%、「恋人との時間」が19.6%、「子供との時間」が15.8%、「仕事に割いている」が3.4%という結果が得られた。

調査まとめ

今回実施した「2023年 ワークライフ実態調査」では、ワークライフバランスの理想と現実に大きなギャップがある結果になった。

というのも全体の7割が「プライベート重視」を理想としている一方、実際には「プライベート重視」で働けているのは42.5%にとどまっているからだ。

年代別で見ると、は0代・30代では「プライベート重視」を理想としている回答が共に7割を超えたが、50代は6割にとどまっている。

一方、実際のワークライフバランスでは、全年代で「仕事重視」の働き方になっている回答が過半数を超える結果になり、特に50代は7割が「仕事重視」と回答している。

そんな理想とのギャップに少なからずストレスを感じていることがわかるデータとして、プライベートの時間に最も重視しているのは「メンタル面のケア」という結果が挙げられる。

それも「1人の時間」に最も時間を使っていることから、仕事で抱えているストレス緩和するため、メンタル面のケアを重視した時間の使い方を選んでいることが推測できる。

調査概要
調査対象者/20~50代の男女
調査条/1年以内~10年以上勤務している社会人、20人~1000人以上規模の会社に所属
調査期間/2023年4月14日~4月17日
有効回答数/796人
調査方法/インターネット調査

関連情報
https://job-q.me/articles/15103

構成/清水眞希

【参考】https://dime.jp/genre/1131612/

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