小学館IDをお持ちの方はこちらから
ログイン
初めてご利用の方
小学館IDにご登録いただくと限定イベントへの参加や読者プレゼントにお申し込み頂くことができます。また、定期にメールマガジンでお気に入りジャンルの最新情報をお届け致します。
新規登録
人気のタグ
おすすめのサイト
企業ニュース

父母や祖父母が子や孫に勤めてほしい企業TOP3、3位トヨタ自動車、2位国家公務員、1位は?

2023.05.20

法人会員向けに与信管理ASPクラウドサービスを提供するリスクモンスターは、第11回「お子さん/お孫さんに勤めてほしい企業」調査を実施。結果をランキング形式で発表した。

トップ20の企業においては過去の調査結果同様、公務員が1位、2位を独占し、トヨタ自動車が3位となったが、今回は航空会社の人気が回復した点や、外資系GAFAM(Google、Amazon、Facebook、Apple、Microsoft)の企業人気に陰りが生じた点が特徴的な結果となっている。

トップ20のうち製造業が半数、次いで商社が人気

第11回「お子さん/お孫さんに勤めてほしい企業」調査のランキング1位は「地方公務員」(回答率16.3%)となった。次いで2位「国家公務員」(同15.3%)、3位「トヨタ自動車」(同9.1%)、4位「アップル(Apple)」、「パナソニック」(同5.0%)、6位「日本航空(JAL)」(同4.3%)、7位「全日本空輸(ANA)」(同4.1%)、8位「伊藤忠商事」、「NTTドコモ」、「任天堂」(同4.0%)と続く。(図表A)

トップ20にランクインした業種としては、製造業が10社(トヨタ自動車、アップル<Apple>、パナソニック、任天堂、サントリー、ソニー、本田技研工業<ホンダ>、花王、資生堂、キヤノン)と最も多い結果だった。次いで、総合商社(伊藤忠商事、三菱商事、三井物産)が3社ランクインしている。

前回調査結果と比較したところ、1位「地方公務員」、2位「国家公務員」においては、前回から順位の入れ替わりが生じたものの、公務員の根強い人気が継続していることがわかる。

また、3位の「トヨタ自動車」は、初回調査から民間企業における1位を維持しており、民間企業の中では不動の地位を築いているといえるだろう。

ランキングが大きく変動した企業として、「日本航空(JAL)」(前回30位→6位)、「本田技研工業(ホンダ)」(前回40位→13位)、「NTTデータ」(前回47位→19位)、「キヤノン」(前回65位→19位)のランクアップが目立つ一方で、「グーグル(Google)」(前回4位→15位)、「アマゾン」(前回9位→40位)、「日本電信電話(NTT)」(前回10位→23位)、「日本マイクロソフト」(前回13位→30位)、「キーエンス」(前回20位→58位)、のランクダウンが目立つ。

男女別に集計した子・孫別に勤めてほしい企業

子・孫の男女別に集計したところ、男女ともに公務員がトップ2、「トヨタ自動車」が3位となっており、トップ20の中でも、10社が男女共通してランクインしている。

男子の子・孫に勤めてほしい企業は、「パナソニック」、「キーエンス」、「日本マイクロソフト」、「大塚製薬」、「三菱重工」、「デンソー」など、女子の上位ランキングにはみられないメーカーが多くランクインしている一方で、女子の子・孫に勤めてほしい企業は、「花王」、「イオン」、「タニタ」など、生活関連商品を扱う企業のランクインが目立つ。

また前回調査で男女ともにトップ20にランクインした「アマゾン(Amazon)」は男女ともトップ20圏外となり、大幅なランクダウンとなっている。

子・孫に勤めてほしい企業において重視するポイント

子・孫に勤めてほしい企業において重視するポイントについて調査したところ、1位「経営が安定している」(回答率56.1%)、2位「過重労働・ハラスメントがない」(同43.1%)、3位「やりがいがある」(同41.8%)の順となり、前回調査と同様の結果となった。

1位の「経営が安定している」においては、子・孫別、男女別の全セグメントで1位となっており、企業ランキングにおける公務員人気の背景として読み取ることができる。

その他、2位の「過重労働・ハラスメントがない」では、女子での回答率が高く、3位の「やりがいがある」では、孫の回答率が高い傾向にあり、それぞれ、健全な労働環境で働いてほしいという願いや、仕事にやりがいを感じながら生き生きと働いてほしい、という願いが推察できる。

また、子・孫に期待する働き方を調査したところ、1位「趣味・特技を生かした活躍」(回答率47.3%)、2位「グローバル展開する企業での活躍」(同31.6%)、3位「業歴の長い企業で企業の歴史を学んでほしい」(同31.4%)となった。

子・孫別、男女別の全セグメントにおいて、「趣味・特技を生かした活躍」が半数近い支持を集め、「グローバル展開する企業での活躍」は、孫や男子での回答率が高い結果となっている。

他方、「企業に属せずフリーランスとして自由に勤務」(同7.4%)、「新進気鋭のベンチャー企業で活躍」(同6.3%)は、低順位となっており、フリーランスやベンチャー企業にイメージされる不安定性が敬遠されたと考えられる。

関連情報
https://www.riskmonster.co.jp/rm-research/

構成/清水眞希

@DIMEのSNSアカウントをフォローしよう!

DIME最新号

最新号
2024年5月16日(木) 発売

新NISAで狙え!DIME最新号は「急成長企業55」、次のNVIDIAはどこだ!?

人気のタグ

おすすめのサイト

ページトップへ

ABJマークは、この電子書店・電子書籍配信サービスが、著作権者からコンテンツ使用許諾を得た正規版配信サービスであることを示す登録商標(登録番号 第6091713号)です。詳しくは[ABJマーク]または[電子出版制作・流通協議会]で検索してください。