日立から布傷みを抑えてスピーディーに洗う機能を搭載したタテ型洗濯乾燥機と全自動洗濯機が登場

2023.06.03

日立グローバルライフソリューションズは、タテ型洗濯乾燥機｢ビートウォッシュ｣の新製品として「BW-DX120J」と「BW-DX100J｣を6月17日に発売する。価格はオープン。市場想定売価は「BW-DX120J」が33万円前後、「BW-DX100J｣が28万円前後。

↑「BW-DX120J」

↑「BW-DX100J｣

いずれも、洗浄力は高いまま布傷みを抑えてスピーディーに洗う「[衣類長もち]ナイアガラビート洗浄」や、つけおき洗いの手間を減らせる「つけおき2度洗いコース」が利用できるタテ型洗濯乾燥機。

「[衣類長もち]ナイアガラビート洗浄」では、洗剤を少ない水で溶かして、洗剤の力を引き出した高濃度洗剤液を作成し、押してたたいてもみ洗う洗濯羽根「ビートウィングプラス」の中央にあるセンターウィングが生み出す「スピード浸透水流」により、衣類に高濃度洗剤液をすばやく浸透させることで、高い洗浄力はそのままに、スピーディーに洗い上げることが可能。

さらに、高低差を減らしたビートスロープで衣類をやさしく入れ替えるため、布傷みを抑えることができるという。

↑「[衣類長もち]ナイアガラビート洗浄」の洗濯行程

また、洗濯コンシェルジュアプリのダウンロードコースにつけおき洗いの手間を減らせる「つけおき2度洗いコース」を追加。このコースでは、つけおきから通常の洗濯の行程までをすべて洗濯機で行なうため、たらいなどを使ったつけおき・洗い流し・洗濯機への移し替えの手間を低減することが可能。

しかも、つけおきが終わるとすすぎ・脱水を行ない、水を入れ替えて通常の洗濯行程に入るため、つけおきで使用した水ではなく、きれいな水で洗濯できるため、通常の衣類と一緒に、つけおきが必要な汚れの多い衣類もまとめて洗うことができる。

↑「つけおき2度洗いコース」の行程

さらに、複数のセンサーで洗濯のさまざまな状況をセンシングし、洗い方や時間を自動で調整する「AIお洗濯」や、温水の力で黄ばみをすっきり落とし、ニオイも抑える「[温水]ナイアガラビート洗浄」、柔軟剤の効果を高める洗い方でシワを抑える「シワ低減洗濯」コースなども搭載。液体洗剤・柔軟剤の自動投入機能も装備する。

このほか、｢ビートウォッシュ｣シリーズの新製品として、タテ型洗濯乾燥機「BW-DX90J」「BW-DV80J」と、全自動洗濯機「BW-X120J」「BW-X100J」「BW-X90J」「BW-V100J」「BW-V80J」「BW-V70J」も発売する。

発売日はタテ型洗濯乾燥機が6月17日、全自動洗濯機が6月10日。市場想定売価は「BW-DX90J」が26万円前後、「BW-DV80J」が22万円前後、「BW-X120J」が26万円前後、「BW-X100J」が20万円前後、「BW-X90J」が19万円前後、「BW-V100J」が17万円前後、「BW-V80J」が15万円前後、「BW-V70J」が14万円前後。

なお、今回の新製品では、全機種に「[衣類長もち]ナイアガラビート洗浄」を搭載する。

↑「BW-X120J」