ヒョンデの電気自動車「IONIQ 5」がAWD仕様を追加したアップデートモデルと特別カラーの限定車「Lounge AWD Limited Edition」を発売
2023.05.23ヒョンデ(Hyundai Mobility Japan)は、2023年5月16日(火)よりIONIQ 5の初めてのアップデートモデル、および限定車「IONIQ 5 Lounge AWD Limited Edition」の販売を開始することを発表した。
今回のIONIQ 5アップデートモデルは、これまでのユーザーからの意見と要望を受けアップデートを加えた。既存のVoyageグレードにAWD仕様を追加し、より低価格でAWDの長所である出力と走行安定性を提供。
また、充電前にあらかじめバッテリー温度を高めるバッテリー・プリコンディショニング機能を追加、初期充電出力を一時的に高めるブースト・チャージングプログラムを採用した。
さらに、IONIQ 5初の限定車であるIONIQ 5 Lounge AWD Limited Editionは100台のみの限定生産で、エクステリアカラーは「ルーシッドブルーパール」(20台限定)、「アトラスホワイトマット」(80台限定)とインテリアカラーは「ダークティール」を採用した。機能面では、最新のデジタル映像技術を使ったデジタルサイドミラーを限定車のみに搭載する。
IONIQ 5を日本で発売をしてから約1年、ヒョンデは、常にユーザーの声に耳を傾け、求められる要望をさらなる改善と成長の原動力にしている。そして、実際にユーザーの声を聞くことで生まれたのが、IONIQ 5アップデートモデルとIONIQ 5 Lounge AWD Limited Editionとなる。
IONIQ 5アップデートモデル概要
ヒョンデのEV専用ブランド「IONIQ」が世に出した初めてのモデルとなるIONIQ 5はユニークなデザイン、リビングを意識したインテリアとその空間性、カーライフを拡げる様々な機能が国内外で高く評価されてきた。今回のアップデートモデルは「Hyundai Assurance Program(ヒョンデ・アシュアランス・プログラム)」の対象となっている。
■アップデート内容
・「バッテリー・プリコンディショニング機能」の追加
・「ブースト・チャージングプログラム」の採用
・「Voyage AWDグレード」の追加
・エクステリアカラー:「アトラスホワイトマット」の追加
IONIQ 5 Lounge AWD Limited Edition概要
アップデートされた最新のIONIQ 5 Lounge AWDをベースに、さらに車両周囲の視認性を高める先進のテクノロジー、デジタルサイドミラーを限定車IONIQ 5 Lounge AWD Limited Editionだけに採用。
さらに、これまでのラインアップにはなかったブルー系統のエクステリアカラーを限定車専用色として採用した(限定20台)。また、これまでも人気色の一つであったマットカラーの第二弾、アトラスホワイトマット色も限定車に設定 (限定80台)。
加えて、インテリアトリムも限定車専用のダークティールを採用。エコロジーを想起させるグリーン系のトリムをあしらい、IONIQ 5のユニークなエクステリアデザインとも相まって、新しいカーライフを彩る1台となっている。
・先進のテクノロジー:デジタルサイドミラーを限定車のみに採用
・エクステリアカラー「ルーシッドブルーパール」(限定車専用色)「アトラスホワイトマット」(追加色)
・インテリアカラー「ダークティール」(限定車専用色)
■デジタルサイドミラーについて
従来型のドアミラー装着位置に高性能カメラを搭載し、そのカメラで撮影された車両側方画像を、車内左右Aピラーに新たに追加された有機ELディスプレイに投影するシステム。従来型のドアミラーに対して、下記のようなメリットがある。
・従来型のドアミラー比約11°視野角度が広く、広範囲を確認することが可能
・カメラの筐体自体が小さいので、その死角が減少
・後退時に(リバースにシフト)自動でズームアウトし、より広範囲の確認が可能
・全乗員が視認可能。ドライバー以外の乗員も、車両側方の状況を確認可能
関連情報:https://www.hyundai.com/jp/ioniq5
構成/土屋嘉久