Japanticketは、インバウンド富裕層向けプレミアムガストロノミーツアーの開発・提供準備を開始したと発表した。
訪日中に100万円以上を消費する富裕層がターゲット
同社は、本田技研工業と連携し、小型ビジネスジェット機「HondaJet」を活用したインバウンド富裕層向けプレミアムガストロノミーツアーの開発・提供準備を開始。訪日中に100万円以上を消費する富裕層、その中でも主に20~40代のアジア圏のニューリッチ層を主なターゲットとして、「地域の高付加価値体験」と「シームレスな移動体験」の2つの体験をサービス化する。
なお、本ツアーでは、ガイド・コンシェルジュサービスをリアルとデジタルのハイブリッド形式で提供し、日本滞在中の満足度向上を支援。中国、香港、台湾、シンガポールなどを皮切りに、英語圏にもサービス拡充を目指すとしている。
具体的な内容としては、「地域の高付加価値体験」では、地域や季節に応じた最高の食体験を中心に、地元の自然、文化、アート、ウェルネスなどの観光資源を活用し、特別な地域交流の視点を取り入れた最大1組4名からなるプライベートプランを提供。
「シームレスな移動体験」では、HondaJetをはじめ、ヘリコプターやハイヤーを組み合わせることで、二次交通が課題のエリアを含む都市間の快適な移動を実現。国際空港のみならず、地方空港でも特別動線を整備することで、出発地から目的地まで、よりスムーズな都市間移動を可能にする。
また、プレミアムガストロノミーツアーの開発・提供に向け、2023年に羽田空港と富山を結ぶ第1弾のテストツアーを実施。羽田空港と富山空港での特別動線を軸としたシームレスな移動体験と、ローカルガストロノミーを体現するオーベルジュでのシェフとの交流や酒蔵体験などを組み合わせた高付加価値型の滞在を提案。
さらに、Japanticketを中心としたコンソーシアムにおいて、観光庁がインバウンド事業の支援を行なう「観光再始動事業」の採択が決定。Japanticketでは、2023年内のツアー販売開始を目指し、まずは、富山県、長野県白馬村、群馬県安中市、山口県岩国市などのエリアを中心に、プレミアムガストロノミーツアーのエリア拡充および販売促進を加速させていくとしている。
構成/立原尚子
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