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大切な家具をカビから守る!梅雨入り前にやっておきたい湿気対策

2023.05.21

湿気やカビ対策がしやすいインテリアを選ぶポイント

毎年来る梅雨を乗り切るには、はじめから風通しの良いデザインやメンテナンス性の良い家具を選ぶのも手です。比較的湿気が溜まりにくい家具や、梅雨時期のカビ対策がしやすい家具をまとめたので参考にしてください。

1. 家具に脚やキャスターがついている
2. 家具に無機質な素材や化学塗料が使われている
3. ソファカバーの取り外し、洗濯(またはドライクリーニング)が可能
4. ラグマットの洗濯(またはドライクリーニング)が可能
5. 大型ベッドのマットレスが分割されている

1 家具と床の間に空間があるデザインの方が湿気・カビ予防対策にはベターです。キャスター付きなら床や家具の裏の掃除もしやすいので、インテリアのテイストに合うものがあれば積極的に取り入れてみてください。

2 ガラスやスチールなどの無機物、ポリエチレン・塩化ビニル・アクリルなどの樹脂製品、ポリウレタンなどの化学塗料は、有機的な素材の家具に比べるとカビが発生しにくい特徴があります。メンテナンスも比較的容易なことが多く、ペットや小さなお子様がいる家庭でデイリーに使うのに向いています。

一方、無垢材や自然由来のオイル塗装の木製家具は品があって素敵ですが、水分に弱いのが特徴です。定期的なメンテナンスが必要なことも多く、しっかり行わないとカビや湿気による劣化が起こる可能性が高くなります。メンテナンスが面倒だと感じるならば、できるだけ自然素材の家具は使わない方が懸命でしょう。

3 皮脂汚れや食べかすなどの汚れが特につきやすいソファは、カバーが取り外せる「カバーリング」仕様のものがおすすめです。取り外したカバーは定期的にドライクリーニングをするか、洗濯可能なものは洗濯機で洗って清潔に保ちましょう。近頃は家庭用洗濯機でも洗濯できるおしゃれなカバーリングタイプのソファがたくさん発売されています。

4 ラグマットもソファと同じく、カビの餌になるほこりや有機汚れが溜まりやすいインテリアの1つです。特にペットや小さなお子様がいる家庭ではドライクリーニングか家庭用洗濯機で洗濯可能なタイプを選ぶと良いでしょう。

5 湿気対策のためには、ベッドマットレスも定期的に立てて換気しておきたいもの。ダブル以上のサイズのベッドマットレスは大きさも重量も相当になるので、可能であれば2つに分裂しているタイプを選んでみてください。1人でも持ち上げたり立てたりがしやすくなるので、面倒がらずにメンテナンスができるようになります。

家具の湿気・カビ対策をして梅雨を気持ちよく乗り切ろう

ジメジメした不快な天気が続く梅雨。カビは1度生えてしまうと繰り返し発生してしまうことも多いので、湿気・カビ対策はできれば梅雨入り前に済ませておくのがベターです!

習慣にしてしまえばストレスなく続けられるので、大切な家具を守るためにもぜひ試してみてください。

文/黒岩ヨシコ

編集/inox.

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