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知ってた?ヨーロッパ西端の国「葡萄牙」の読み方と名前の由来

2023.06.25

『葡萄牙』は、ヨーロッパにある国の名前ですが、読めない人も多いでしょう。どの国のことなのか、正しい読み方を国名や国旗の由来とともに紹介します。そして、葡萄牙の基本情報や文化、日本との関係についても確認し、豆知識を増やしましょう。

葡萄牙の読み方とは

『葡萄牙』が国名だと聞いても、何と読むのか予想もつかないという人もいるのではないでしょうか?まずは、正しい読み方を紹介します。

正しくは「ポルトガル」

葡萄牙の正しい読み方は『ポルトガル』で、略称は『葡』です。もともと中国で使われていた表記が、日本でも使われるようになったと考えられています。

中国語でポルトガルは『プータオヤー』で、その音に近い漢字を当てはめた当て字だといわれており、漢字自体に意味はないようです。

なお、1715年ごろに書かれた『西洋紀聞』では、『波爾杜瓦爾(ホウルトワアル)』と表記されています。1846年ごろにまとめられた中国の『新訂外蕃旗譜』には葡萄牙と記されており、日本では幕末から明治にかけて葡萄牙という表記に変わっていったと考えられています。

葡萄牙の国名や国旗の由来

 

ポルトガルの国旗

(出典) pixta.jp

どのような経緯でポルトガルという国名が付けられたのでしょうか?国名の由来について紹介します。また、国旗にはどのような意味が込められているのかについても見ていきましょう。

ローマ帝国時代の呼び名が由来

ポルトガルという名前の由来は、港町『ポルト』のローマ帝国時代の呼び名です。北部にあるポルトは、ローマ帝国時代に貿易で栄えた港町で、『ポルトゥス・カレ』と呼ばれていました。それが転訛し、ポルトガルとなったといわれています。

ポルトゥス・カレは、ラテン語の『ポルトゥス(港)』と『カレ(温暖な)』が合わさった言葉で、『温暖な港』という意味です。ポルトには歴史ある建物が多く残っており、『ポルト歴史地区』として町全体が世界遺産として登録されています。

緑と赤に紋章があしらわれた国旗

ポルトガルの国旗は『ベルデ・フブラ(緑赤旗)』の愛称を持ちます。左側が緑、右側が赤の2色に分かれており、境目に紋章があしらわれているのが特徴です。

緑は誠実と希望、赤は新世界発見を試みた国民の勇気や共和制革命で人々が流した血を表しています。なお、緑は大航海時代を推進したアビス朝騎士団のシンボルカラーとしても使われていました。

紋章の黄色い球体が表しているのは、大航海時代に使われた『天球儀』です。五つの青い盾は征服したイスラム教徒であるムーア人の国の数、七つの黄色い城は奪い返した城の数を示しています。

葡萄牙のことを知ろう

リスボンの風景

(出典) pixta.jp

ポルトガルは、どのような特徴がある国なのでしょうか?面積や人口など基本情報や観光スポット、文化、日本との関係について紹介します。

ヨーロッパ諸国で最も西端の国

ポルトガルはイベリア半島の西端に位置し、スペインと隣接しています。正式名称は『ポルトガル共和国』で、首都は『リスボン』です。

日本の約1/4の国土に、約1,029万人が暮らしています。国民のほとんどがカトリック教徒で、主な言語はポルトガル語です。

日本と同じく上下に長い地形のため、北部と南部で気候が異なります。温暖な気候のため、リゾート地として人気です。

美しい首都「リスボン」

1年中、温暖な気候のリスボンは、街並みの美しさで知られています。西ヨーロッパ最古の都市といわれているだけでなく、古代ローマよりも前にできた都市ともいわれており、数々の史跡が残っています。

中でも有名なのが、ポルトガルのシンボル的存在で小高い丘の上にそびえ立つ『サン・ジョルジェ城』です。紀元前から存在しているとされ、さまざまな民族に所有されたのち、ポルトガル王室の王宮となった歴史があります。

世界遺産に登録されている『ジェロニモス修道院』も人気の観光スポットです。1502年に建設が開始されてから完成までに約300年かかっています。

魅力あふれる芸術文化

ポルトガルの文化を語る上で欠かせないのが『ファド』です。リスボンの下町で誕生し、人々の思いを歌う民族歌謡で、無形文化遺産に登録されています。

『アズレージョ』と呼ばれる装飾タイルもポルトガルの芸術文化の一つです。500年以上の歴史を持つといわれ、主に建物の外壁などに使われています。

日本と同じく海に面しているため、魚介類がよく食べられています。中でも国民食として知られ、大航海時代から食されているのが『干しダラ(バカリャウ)』です。保存食として重宝されていましたが、今ではバリエーション豊かな料理があり親しまれています。

実はポルトガル人はコーヒー好きでも知られ、1日に1杯以上飲む人が多いといわれています。そのため、カフェが充実しています。

南蛮文化の伝来と日本

ポルトガルと日本の交流の始まりは古く、室町時代にさかのぼります。大航海時代だった1543年にポルトガル人が種子島に漂着したことがきっかけです。このときに初めて火縄銃が日本に持ち込まれました。

パン・金平糖(こんぺいとう)・たばこ・オルガン・ボタンのように、ポルトガル語がそのまま日本語として定着し使われているものも少なくありません。また、天ぷらやがんもどきは、ポルトガル料理が基になっているといわれています。

ポルトガルとの交流は、江戸時代の鎖国で一時途絶えましたが、1860年に『修好通商条約』が結ばれてから現在まで友好的な関係を築いています。

構成/編集部

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