Answers
(1)Excuse could, you
Excuse me は「すみません」という意味で、通りがかりの人を呼び止めるときに使えます。Could you…? は「〜してくれますか?」と誰かにものを頼むときの丁寧な表現です。
(2)have, to
I have to… は「〜しないといけない」と自分の義務を伝える表現です。外的要因の影響でそうせざるを得ない状況になっていることを表します。
(3)let, me
Let me… で「〜させてください」と自分の行動への許可を求めるひとこと。Let me see. は「見せて」「どれどれ」のようなニュアンスです。
(4)might, have
might have to… は「~しなければならないかもしれない」という意味で、You might have to… で「〜しないといけないかもしれないですね」と遠回しに提案する言い方になります。
(5)want, me
Do you want me to…? で「私に〜してもらいたいですか?」つまり「〜しましょうか?」とお手伝いを申し出る言い方。
(6)don’t, bother
bother は「手を煩わせる」なので、Don’t bother. で「気にしないで」と相手のお手伝いの申し出などをやんわり断る言い方です。
(7)careful, not
Be careful not to… で「〜しないように気をつけてね」と、してほしくないことや、それをすると相手に不利なことが起こることなどを忠告する言い方になります。
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デイビットさんがこれまで日本で英会話を教えている中で、すごく惜しいなぁと思っていることにが、とにかく第一声を発することにハードルがあるということだそうです。デイビットさんのようなネイティブからすると、ちょっとした英語の表現(過去形になっていないとか、動詞に「s」がついていないとか)の間違いは、ぜんぜん気にならないそうです。そもそも相手がネイティブではないことはわかっているので、相手に対してカンペキな英語など期待していないのです。確かにこれは、逆の立場になってみたらわかりやすいと思います。アメリカ人に日本語で話しかけられたとき、発音や単語が少し間違っていたからといって、イヤな気分にはなりませんよね? 大切なのは「一歩踏み出す」勇気。「10年ぶりの英語なのに話せた! あてはめて使うだけ英語の超万能フレーズ78」にあるフレーズを参考にまずは話しかけてみてはいかがでしょうか?
著者/デイビッド・セイン
日本人に合う、日本人のための英語学習法を考え続けて約40年。これまで累計400万部の著作を刊行してきたベストセラー著者。英会話学校の経営、翻訳、教材やWebコンテンツなどの制作を手がけるクリエイター集団「AtoZ English(エートゥーゼットイングリッシュ)」代表。現在も、対面やオンラインで自ら英会話を教えている。出身はアメリカ。中学時代、いとこの同級生に日本人がいたことがきっかけで日本語を学び始め、アメリカの証券会社に勤務後に来日。「日米バイリンガル」として、日常会話からビジネス英語、TOEICに至るまで、幅広く教えている。NHKレギュラー出演、日経・朝日・毎日新聞での連載などメディア出演多数。著書に『その英語、ネイティブはカチンときます』(青春出版社)、『爆笑!英語コミックエッセイ 日本人のちょっとヘンな英語』『出社してから帰るまで ネイティブに伝わるビジネス英語700』(以上アスコム)などがある。