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ハイブリッド型書店「honto」の2022年度検索ワードランキング、3位片田舎のおっさん、聖剣になる、2位税金で買った本、1位は?

2023.05.31

22年度の検索回数が高まった単語は「ウクライナ」「インボイス」「メタバース」

大日本印刷(DNP)が丸善ジュンク堂書店、文教堂及びトゥ・ディファクトと共同で運営するハイブリッド型総合書店「honto」は、2022年度のhonto検索ランキングを発表した。(集計期間:2022年3月1日~2023年2月28日)

コミック・ライトノベル

1位は『鬼の花嫁』(スターツ出版)が獲得。本作はクレハさん原作の文庫小説で、2022年8月にコミック版も発売された。シリーズ累計100万部を突破している人気タイトルだ。

2位『税金で買った本』(講談社)は、図書館が舞台のお仕事まんが。人気バラエティー番組で麒麟の川島明さんがおすすめしたことで検索が上がったよう。

3位『片田舎のおっさん、剣聖になる』は小説投稿サイトで連載されているファンタジー小説で、ノベル版はスクウェア・エニックスから、コミック版は秋田書店から発行されている。

4位『踏んだり、蹴ったり、愛したり』(KADOKAWA)はイケメン三十路クズ男とバリバリ働くアラサーOLのラブコメディ。現在3巻まで発売中で、レビュー評価が高いタイトルだ。

5位『ブルーロック』(講談社)は、日本をサッカーワールドカップ優勝に導くエースストライカーを育成する「青い監獄プロジェクト」に300人の高校生が集められるところから物語が始まる。

アニメ放送開始(2022年10月)やサッカーワールドカップ開催(2022年12月)などで検索数が上昇したようだ。

小説・文学

1位『死刑にいたる病』(早川書房)は櫛木理宇さんによるミステリー小説で、2022年5月に映画が公開された。原作は2017年に発行されている。

2位『蒼穹の昴』(講談社)は浅田次郎さん著作の長編歴史小説だ。清時代の中国を舞台にした本作は、1996年4月に上下巻が刊行されている。2022年10月に宝塚歌劇団で舞台化された。

3位『夜明けのすべて』(水鈴社)は2024年2月に映画公開されるという情報が2022年2月に発表された。著者の瀬尾まいこさんは著作『そして、バトンは渡された』(文芸春秋)で2019年本屋大賞を受賞している。

4位『今夜、世界からこの恋が消えても』(KADOKAWA)も2022年7月に映画公開している。著者の一条岬さんは本作がデビュー作。5タイトル中4タイトルが映画化・舞台化の原作であり、メディア化は検索が上昇するタイミングであることがうかがえる。

BL(ボーイズラブ)

1位『花丸漫画 陰キャな僕が双子に愛される理由』(白泉社)は、三ツ矢凡人さんのコミックのタイトル。『花丸漫画』は白泉社のウェブBLマガジンだ。本作は2020年1月から電子書籍で販売され始め、22年8月に単行本化されたことで検索が上昇した。

2位『誰か夢だと言ってくれ』(集英社)はみっしぇるさんのコミックのタイトルだ。23年4月時点で6巻まで発行されている。2022年9月に販売したグッズも好評を博した。

3位、4位はテレビドラマ化されており、昨今のBLドラマブームを牽引しているタイトル。5位の「マミタ」は近著『40までにしたい10のこと』(リブレ)が人気の著者マミタさん。

雑誌

1位は東京ニュース通信社が発行するテレビ情報誌『My TV Style』(東京ニュース通信社)。特に、俳優の赤楚衛二さん、町田啓太さんが表紙の号が発売(予約開始)されると検索回数が急上昇した。

4位『小説新潮』(新潮社)は月刊小説誌。2022年下半期直木賞(第168回)受賞作『しろがねの葉』が連載されており、22年5月(6月号 特集:『文豪とアルケミスト』)に検索が高まった。

2位『MUSICA(musica)』はFACTが発行する月刊音楽雑誌。22年4月(5月号表紙 藤井風)に最多検索があった。

3位「ノンノ」は集英社が発行する女性ファッション誌『non-no』。22年11月(1・2月号合併号増刊表紙 INI)と23年2月(4月号特別版表紙 目黒蓮)に特に検索が上昇した。

5位『MAQUIA』(集英社)は美容誌で、22年9月(11月号表紙 石原さとみ)に最も検索が上昇している。

人物

近著に『いつわりの愛~契約婚の旦那さまは甘すぎる~』(コミックストック)、『私たちは性欲が我慢できない。』(wwwave comics)などがある漫画家の「金森ケイタ」さんが1位になった。

2位はタレント「雪平莉左」さんが獲得。2022年4月に発売された写真集『とろける。』(集英社)が大反響をよんだ。9月にはhonto限定で『週刊ヤングジャンプ』(集英社)のグラビアでグッズの受注販売を行った。

3位は2022年10月に逝去されたプロレスラーの「アントニオ猪木」さん。4位は7月にプロ転向を表明したフィギュアスケーターの羽生結弦さん。羽生さんが表紙・巻頭を飾る雑誌や書籍はどれも人気が高く、特に限定特典がつくものは予約が殺到することもある。

5位はイラストレーター、エッセイストの「益田ミリ」さん。2022年7月に原作『僕の姉ちゃん』(マガジンハウス、幻冬舎)がテレビドラマ化された。『僕の姉ちゃん』は雑誌『an・an』(マガジンハウス)に連載中。

絵本・文具・グッズ

1位は林明子さんのロングセラー絵本『こんとあき』(福音館書店)が獲得。2位は「EHONSオリジナル」。「EHONS」は絵本の世界をモチーフにしたグッズの企画・販売を行っている専門店で、丸善丸の内本店やMARUZEN&ジュンク堂書店梅田店他に出店している。

「EHONSオリジナル」はその名の通り「EHONS」のオリジナルグッズで、「EHONS」各店と一部の丸善ジュンク堂書店、およびhonto本の通販ストアで限定販売している商品だ。

また、「EHONS」では2022年夏に『こんとあき』の創刊33年を記念したグッズの販売を開始している。

3位『パンどろぼう』(KADOKAWA)は柴田ケイコさんの絵本で、数多くの賞も受賞している人気作。

5位「檸檬書店」は丸善ジュンク堂書店と美濃和紙、紙文具製品メーカー古川紙工とのコラボレーションによる文具シリーズで、honto本の通販ストアでもWリングノート、ボールペン、ミニレターセットなどが好評発売中。

単語

2位は「ウクライナ」。2022年2月から続く情勢について、本で理解を深めようとする動きが高まったことがみられる。2022年度はこの侵攻について、多数の書籍が発行された。

3位の「インボイス」は、2023年10月1日から開始される「インボイス制度」について解説する書籍に注目が高まったようだ。

5位は「メタバース」。「メタバース」はインターネット上の仮想空間のこと。ゲームやアートの世界から人気が出たメタバースだが、ビジネスや産業に拡大し影響を与えそうだ。今後どのように日常を変えていくのか理解を促す入門書や図解書などが発行されている。

絞り込みワード

「絞り込みワード」はhontoの検索で役に立つ検索キーワードである。

1位の「【全」は、【全1-20セット】などが検索できるので、セット販売しているタイトルを探したい時に便利。

2位「ペーパー特典付き」は主にコミックについていることが多い、イラストやショートストーリー、おまけまんがなどがかかれている特典(紙/電子)。他に、「特典ペーパー」と書かれていることもある。

3位「限定無料」は、ある特定の期間まで無料で読めるタイトルを探すときに活用できる。4位「サイン本」はその名の通り、サインが入った本の検索が可能。「サイン本」は主にhonto本の通販ストアで販売している。

5位「≪期間限定」は「期間限定〇%OFF」という割引商品を探したい時に有用な絞り込みワードだ。

関連情報:https://honto.jp/

構成/Ara

メンタルが不調気味の人におすすめ!話題のVTuber・犯罪学教室のかなえ先生の最新刊「人生がクソゲーだと思ったら読む本」

元法務教官(少年院の先生)で、現在は事件解説で人気を博しているVTuber・犯罪学教室のかなえ先生の新著『人生がクソゲーだと思ったら読む本』が、いよいよ発売となった。ネット書店では発売前から続々と売り切れに。編集部では慌てて緊急増部数を決定、各書店への配本を増やす事態となった。
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今回は特別に「もくじ」を公開。さらに少しだけ、その内容を担当編集がご紹介。また、発売日前夜に、かなえ先生と担当編集・千葉の対談が行なわれたので、こちらもぜひチェックしてみてほしい。

第1章 学校・受験の悩み

●学歴社会では才能よりも「親の資金力」が重要なの?

●スポーツ推薦なら頭の悪い人でも高学歴になれるってどうなの?

●いじめられたくないから、不登校。これで人生が詰みなんて理不尽だよ。

●校則に従わないと内申点が下がるのはなぜ? 勉強で評価してよ!

【コラム】初めて 人生がクソゲーだと感じた「不登校児になった小学校時代」の話

担当編集が読んだ感想:主に学生さんのお悩みを中心に解答したこの章。「前向きに考えたほうがいいよ」と寄り添うシーンもあれば「それはアナタ自身のバグです」とばっさり切り捨てる場面も。「それ、アナタの感想ですよね?」と答える様子は、ひ○ゆき氏を彷彿させた。

第2章 仕事・会社の悩み

●なぜ採用には「学歴フィルター」がある? もっと学生の内面を見てほしい!

●誠実な人ほど損をしがちな嘘つきだらけの就活が許せない!

●頑張ることが当たり前……。自分の成長よりも社会の進歩が早すぎて息苦しい。

●パワハラ・セクハラするクソ上司エンカウント時の対応求ム!

●働けない人は生きる価値がないのか? 病んでる自分が嫌になる。

【コラム】 国家公務員からニートへ……クソゲーセカンドステージが始まった話

担当編集が読んだ感想:相談者さんの悩みに対し、具体的な対処法が多く出てくるパートです。特に就活を控えているor就活中の大学生は必読な内容が盛りだくさん……ですが、あまりにズバッと切り込んでくるので、読んでも凹まないでくださいね。

第3章 SNS・ネットの悩み

●なんでみんなデマや陰謀論に巻き込まれるのか?

●フォロワーが多い方が偉いみたいな風潮がツラい。

●成功者が可視化されていき、自分の立ち位置を突きつけられる。

●晒しや暴露が英雄視されちゃう最近の風潮、ヤバくない?

【コラム】ネット活動者になってクソゲーを楽しめるようになった話

担当編集が読んだ感想:スマホの普及によりインターネットを通じて世界中のことを一瞬で知ることができるようになりました。でも、便利になったはずなのに息苦しさを感じませんか? このパートでは現代人、主に社会人が抱えることの多い悩みに答えています。なお、この中のひとつは担当編集の個人的な悩みです。

第4章 友人・恋人の悩み

●私にだけ友人ができないのはバグ? どうしたらできる?

●外見が良いだけで性格が悪い人が評価されるのが許せない。

●俺がモテないのはバグ? 足りないのはどんなスキル?

●人間関係に疲れやすいのは私だけ? ただのスキル不足?

【コラム】他人に期待しないから傷つかないし、負けることも悔しくないという話

担当編集が読んだ感想:笑って読み飛ばせる内容が多いこのパート。「俺が持てないのはバグ?」の項目にて、怒涛の質問に気圧されるかなえ先生の様子は、普段の配信では見られない姿かもしれません(笑)。

第5章 生まれの悩み

●「親ガチャ」に成功していれば大学に行けて、もっと幸せだったんじゃないか?

●結婚しないと親からネチネチ小言をいわれて腹が立つ

●性的少数者であることを親が受け入れてくれない。

●発達障害を持たせて産んだ親を今でも恨んでいる。

担当編集が読んだ感想:このパートでは深刻な悩みが多かったからこそ、先生に一番最初に頂いた”生原稿”を極力そのまま掲載しました。先生のまっすぐな言葉が、生まれ持っての生きづらさや、自分ではどうしようもない環境による苦しさに苛まれる人の心を少しでも軽くできると願っています。

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