令和5年4月より、納付書に印字されたeL-QR(地方税統一QRコード)から、地方税の支払いが可能になった。このことを知っている人、また活用意向のある人はどれくらいいるのだろうか?
MMD研究所はこのほど、18歳~69歳の男女7,000人を対象に「請求書払いとeL-QR(地方税統一QRコード)に関する調査」を実施し、その結果を発表した。
請求書で支払っている料金や税がある人は57.5%、男性60代が73.1%で最多
18歳~69歳の男女7,000人を対象に、請求書で支払っている料金や税があるか聞いたところ、57.5%が「支払っているものがある」と回答した。
これを性年代別に見てみると、最も請求書での支払いがあるのは男性60代(n=662)で73.1%、次いで男性50代(n=758)が63.7%、女性60代(n=689)が61.8%となった。
次に、請求書で支払っている料金や税があると回答した4,028人を対象に、請求書で支払っている料金や税を聞いたところ(複数回答可)、「自動車税」が44.4%と最も多く、次いで「固定資産税」が37.2%、「水道料金」が35.6%となった。
請求書をスマホ決済で支払えることの認知は43.1%
18歳~69歳の男女7,000人を対象に、請求書をスマホ決済で支払えることを知っているか聞いたところ、「知っている」が43.1%、「知らなかった」が56.9%となった。