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ソニーが暗い場所でもノイズを抑えて撮影できる最新のイメージセンサーを搭載したフラッグシップスマホ「Xperia 1 V」を発表

2023.05.23

ソニーは、新開発のスマートフォン向けの2層トランジスタ画素積層型CMOSイメージセンサーを搭載したフラッグシップスマートフォン「Xperia 1 V(エクスペリア ワン マークファイブ)」を発表した。

国内の一部通信事業者から6月中旬以降に発売されるほか、SIMフリーモデルが7月中旬以降にソニーのインターネット直販サイトなどで販売される予定で、SIMフリーモデル(16GB/512GB)の市場推定価格は195,000円前後となる。

「Xperia 1 V」は、約6.5インチ有機ELディスプレイを採用したAndroidスマートフォン。CPUはSnapdragon 8 Gen 2 Mobile Platformで、メモリは12GB/16GB、ストレージは256GB/512GBを内蔵。

カメラは、焦点距離(35mm換算)が16mmの超広角レンズ(有効画素数約1200万画素/F値2.2)+24mmの広角レンズ(有効画素数約4,800万画素/F値1.9)+85~125mmの望遠レンズ(有効画素数約1,200万画素/F値2.3~2.8)の3眼構成のリアカメラと、有効画素数約1,200万画素/ F値2.0のフロントカメラを搭載する。

注目ポイントは、リアカメラの広角レンズに、前機種比で約1.7倍に大判化した新開発の2層トランジスタ画素積層型CMOSイメージセンサー「Exmor T for mobile」を搭載しているところで、大判化に加え、この積層技術により耐ノイズ性能が上がり、前機種比で低照度性能が約2倍向上。

また、「Xperia 1 V」が持つ高速な重ね合わせ処理により、ダイナミックレンジの広い撮影することが可能で、動画・静止画を問わず、暗い場所でもノイズを抑えて鮮明に撮影できることに加え、優れた色表現で人物や風景などを美しく再現するという。

↑新開発イメージセンサー「Exmor T for mobile」(イメージ)

さらに、人物の肌の質感をきれいに描写する「S-Cinetone for mobile(エスシネトーン フォー モバイル)」を採用。「α」シリーズに搭載されている画作りのための機能「クリエイティブルック」や、高性能なAF性能「リアルタイム瞳AF」「リアルタイムトラッキング」も搭載する。

音響面では、パワフルで低ノイズになったスピーカーアンプを採用し、ダイナミンクでクリアなサウンドを実現。3.5mmオーディオジャックも装備し、LDAC、DSEE Ultimate、360 Reality Audioなどもサポートする。

ゲーミング機能については、ゲームアシスト機能「ゲームエンハンサー」を搭載し、別売りの専用ゲーミングギア「Xperia Stream」にも対応する。

デザイン面では、独自開発した機能性触覚デザインを採用。本体背面に独自開発のテクスチャーを施したフロスト強化ガラスを使用し、本体側面のごく細かなスリットとあわせて、安定感のあるグリップを実感できるため、手から滑り落ちる心配をせず撮影に集中することができるとのことだ。

↑機能性触覚デザインを取り入れた本体背面

そのほか、5,000mAhの大容量バッテリーを採用し、ワイヤレスチャージや最短30分で約50%の急速充電にも対応。IPX5/IPX8の防水性能とIP6Xの防塵性能を装備する。

本体サイズは約71×165×8.3mm、重量は約187g。本体カラーはブラック、プラチナシルバー、カーキグリーンの3色を用意する。

製品情報
https://xperia.sony.jp/xperia/xperia1m5/

構成/立原尚子

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