Mini-LED技術に特化したTCL JAPAN ELECTRONICS(以下TCL)は、同社史上最高スペック液晶テレビなど、3シリーズ全12機種の4Kテレビの先行予約を開始した。
ラインアップはC84シリーズ 65V/55V型、C64シリーズ 75V/65V/55V/50V/43V型、P74シリーズ 75V/65V/55V/50V/43V型。その特徴は以下のとおり。
AIと画質解析のアルゴリズムを取り入れた「Algo Engine」を搭載
まずC84シリーズはゲーミングファンを魅了する、同社史上最高スペックである4K 144Hz VRRを搭載。このリフレッシュレート144Hzとは、1秒間に144回画面をリフレッシュして、120Hzよりも滑らかに新しい映像を表示することを意味するものであり、現在のeスポーツレベルの高性能ゲームを快適にサポートしていく。
そんなC84シリーズ、さらにC64シリーズには色域が広く、豊富な色彩でよりリアルな映像を生み出すTCL QLEDも搭載。効率よく色のロスを低減して高色純度を実現するほか、安定した無機物(量子ドット)採用でテレビ画面の美しさが長期間持続する。
各シリーズ共通の機能としては、自社開発された最先端エンジン「Algo Engine」を装備。AIと画質解析のアルゴリズムを取り入れ、放送とネット配信映像を適切に解析してから映像処理を実行する。
音質面ではAI音声分類技術とダイナミックレンジ圧縮技術により、インテリジェントサウンドと音声強化を実現した。音を自動調整することによって、適切な音質体験を提供していく。さらに、小音量でも詳細な対話と低域感覚を、大音量でも歪みのない安定した音質を楽しめるという。
さらにYouTube、Amazonプライムビデオ、Netflix、Hulu、Disney+、Apple TV+、U-NEXTなど豊富なネット動画サービスにも対応。映画やドラマはもちろん、スポーツや音楽など様々なコンテンツを視聴できる。
シリーズ各モデルの主な仕様
C84シリーズ 〜TCL史上最高のMini LED TV
製番、価格(税込)/55C845 20万円前後
製番、価格(税込)/65C845 30万円前後
画素数/3840×2160(4K UHD)
主な機能/4K Mini LED Quantum Dots、高輝度、倍速120Hz/VRR 144Hz/DLG 240Hz、AlgoエンジンMaxII AIオート高画質、FreeSync Premium Pro/ゲームマスター/ゲームアクセラレーター
発売予定/2023年5月18日以降順次発売
C64シリーズ〜量子ドットLEDで圧倒的な輝度を実現
製番、価格(税込)/43C645 8万円前後
製番、価格(税込)/50C645 9万円前後
製番、価格(税込)/55C645 10万円前後
製番、価格(税込)/65C645 12万円前後
製番、価格(税込)/75C645 17万円前後
画素数/3840×2160(4K UHD)
主な機能/4K Quantum Dots、高輝度、AlgoエンジンII、ゲームアクセラレーター(DLG 120Hz サイズ75/65/55対応)、FreeSync ゲームの倍速・オート機能
発売予定/2023年5月18日以降順次発売
P74シリーズ〜広色域4K GoogleスマートTV
製番、価格(税込)/43P745 7万円前後
製番、価格(税込)/50P745 8万円前後
製番、価格(税込)/55P745 9万円前後
製番、価格(税込)/65P745 11万円前後
製番、価格(税込)/75P745 15万円前後
画素数/3840×2160(4K UHD)
主な機能/広色域、AlgoエンジンII、ゲームアクセラレーター(DLG 120Hz サイズ75/65/55対応)、Google TV
発売予定/2023年5月18日(木)以降順次発売
関連情報
https://www.tcl.com/jp/ja/tvs?4k-mini-led-tv
(2023年5月18日開設予定)
構成/清水眞希