社会人1年目に貯蓄した金額 平均49万円、昨年調査から13万円減少
社会人2年生(500名)に、貯蓄や収入について質問した。
まず、社会人1年目の生活で貯蓄した金額を聞いたところ、「100万円以上」(23.0%)や「50万円~100万円未満」(20.6%)に回答が集まり、平均は49万円となった。
昨年の調査結果と比較すると、貯蓄した金額の平均は、2022年62万円→2023年49万円と、13万円減少した。新型コロナの流行が沈静化し外出の機会が増えたり、相次ぐ値上げで出費がかさんだりした結果、貯蓄よりも消費にお金を回した人が多いのではないだろうか。(図4)
次に、30歳時点の目標貯蓄額を聞いたところ、「500万円~600万円」(22.6%)や「1,000万円~2,000万円」(17.4%)に回答が集まり、平均は788万円となった。
昨年の調査結果と比較すると、目標貯蓄額の平均は、2022年847万円→2023年788万円と、59万円減少した。(図5)
社会人2年生の30歳時点の目標年収 平均520万円
社会人2年生(500名)に、30歳時点の目標年収を聞いたところ、「500万円~600万円未満」(21.2%)や「400万円~500万円未満」(18.2%)、「300万円~400万円未満」(16.8%)などに回答が分かれ、平均は520万円となった。
男女別にみると、平均は男性558万円、女性481万円と、男性のほうが77万円高くなった。(図6)
昨年の調査結果と比較すると、男性では2022年572万円→2023年558万円と14万円減少し、女性では2022年477万円→2023年481万円と4万円増加した。(図7)
出典元:ソニー生命調べ
構成/こじへい