健康や体型管理のことを考えれば、糖質は摂りすぎないほうがいいに決まっている。しかし、糖質たっぷりな料理ほど魅力的に感じるから困ったもの。そんなわけで日々、「糖質を制限しなければ」という思いと、「糖質など気にせず美味しいものを思う存分食べたい!」という欲望のはざまで揺れている人も多いのではないだろうか?
江崎グリコはこのほど、20代~60代の男女400人を対象に「食生活と糖質に関する意識調査」を実施し、その結果を発表した。
9割超の人が好きな“糖質料理”あり!約半数が「糖質料理を週の半分以上食べている」
ごはんや麺類、スイーツなど、一般的に糖質量が多いとされる“糖質料理”について尋ねると、いずれの料理についても6割以上の人が「好き」だと回答。好きな糖質料理の1位は「寿司」、「ラーメン」、「そば・うどん」、「パスタ」と続き、提示された糖質料理で「好きなものがない」人はわずか6.3%という結果になった。【図1】
さらに約半数の人が週の半分以上、「糖質料理」を食べていることが明らかになった。【図2】
【図1】好きな「糖質料理」は何ですか?
【図2】「糖質料理」を食べる頻度は?
「糖質を気にして食べたいものを我慢することがある」人が約4割近くに!
「糖質を気にして食べたいものを我慢することがある」と答えた人は、合わせて38.8%だった。およそ3人に1人以上が、糖質料理を十分に食べられないという不満を抱えている背景があるようだ。【図3】
糖質を気にする理由のトップは「体型・体重が気になるから(70.3%)」との結果になった。【図4】
【図3】糖質を気にして食べたいものを我慢することはありますか?
【図4】糖質が気になる理由は?
また、現在糖質制限をしている人は12.0%にとどまった。【図5】
糖質制限をしていない理由としては、「食べるものを制限したくないから(35.8%)」「管理の仕方がわからないから(34.9%)」などが上位に挙がり、「糖質が気になっても糖質制限には踏み出せない」という葛藤が伺える。【図6】
【図5】糖質制限をしていますか?
【図6】糖質制限をしていない理由は?