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20代の時間の使い方「プライベート優先」が増加傾向、10年前の4倍に

2023.05.19

「Z世代」と呼ばれ、物心ついたときからデジタル技術の恩恵を享受してきた2023年入社の新入社員。彼・彼女らはどんな目標を持ち、また、どんなキャリアパスを望んでいるのだろうか?

ラーニングエージェンシーおよび人と組織の未来創りに関する調査・研究を行うラーニングイノベーション総合研究所はこのほど、2023年入社の新入社員4,428人を対象に「新入社員意識調査」を行い、その結果を発表した。

入社式後の新人の気持ち、半数以上が「不安」「緊張」と回答

2023年4月、入社式を終えたばかりの4,428人の新入社員に、現在の気持ちを単一選択で質問した。結果、「不安」と回答した新人が34.8%と、最も多い結果となった。次に「緊張」が21.7%、「期待」が14.9%となった。

新たな門出を迎えた新入社員は前向きに捉えている人も一部いるものの、半数以上は「不安」や「緊張」と回答する結果になった。(図1) 

さらに現時点で「不安」に感じることは何か質問したところ、「仕事についていけるか(仕事の難易度)」が64.9%と最も高い割合となった。以下、「生活リズムや社会人としての考え方の習得」が45.9%、「社会人の基礎的なマナーの習得」が41.0%と続いた。

2位となった「生活リズムや社会人としての考え方の習得」は、ラーニングエージェンシーが昨年実施した若手社員の意識調査の中で、入社1年目の新入社員が入社前後に感じるギャップを調査した際も、7割の新入社員がギャップを感じると回答しており、最も高い割合となる項目だった。

また、そのギャップを感じた人の約25%が「会社を辞めたくなった」というネガティブな印象を抱いていることも明らかとなっている。

このように、入社時に感じた不安はその後の離職意向に影響する可能性もあるため、入社時に抱いている不安を軽視せず、解消するためにどのようなサポートが必要なのか考えていけると良いだろう。(図2) 

新人が仕事を通して成し遂げたいこと「安定した生活を送りたい」が4年連続増加。65.8%と過去最大に

「不安」「緊張」「期待」と様々な感情を抱えている新入社員だが、仕事に対してはどのような価値観を抱いているのだろうか。そこで、仕事への向き合い方に関する質問をした。

仕事を通して成し遂げたいことを質問したところ、「安定した生活を送りたい」が65.8%で最多に。この割合は過去最大の結果となり、2019年以降4年連続で増加している。

次に、「自分を成長させたい」と回答した割合が57.8%となった。この項目はコロナ禍前の2020年までは増加傾向にあったものの、その後は減少し続けている。(図3)

約7割の新人が、今後していきたい仕事に「楽しくてやりがいのある仕事」と回答

今後どのような仕事をしていきたいか質問したところ、「楽しくてやりがいのある仕事」が68.8%で1位、続いて「自分の成長につながる仕事」が48.2%となった。「楽しくてやりがいのある仕事」は、昨年より4.2ポイント減少したものの、6割を超える結果となり、5年連続第1位となっている。また、「自分の成長につながる仕事」は、過去5年間で最も低い割合となり、昨年より7.1ポイント低い結果となった。(図4)

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