世界トップクラスのシェアをもつデンマークの補聴器メーカーの日本法人GNヒアリングジャパンでは、昨年10月に発売されたリサウンド・オムニアの製品ラインアップを拡充。先日より発売を開始した。
ミニRIEに加え、BTEや耳あな型までバリエーションが充実
今回、リサウンド・オムニアは装用者の難聴度や好みに対応するため、人気の高い充電タイプをフルラインアップで揃えた。
2022年10月に発売したRIEよりさらに小型なミニRIEを筆頭に、高度~重度難聴対応のBTEや耳あな型(CICおよび充電式)も取り揃え、より多くのユーザーがより快適に、高度な技術を体感できるようになった。
特に今回発売された充電式ミニRIEは、音質に妥協することなく、スタイリッシュで装用時の見た目も良いデザインを実現した、リサウンド・オムニア最小サイズモデルとなる。
また、ミニRIEはサイズ感やデザインにこだわり、柔らかなカーブにより最高の装用感を得られるように設計されているという。さらにこのサイズでも一日中安心して使用できる電池寿命を備えており、煩わしい電池交換を外出先で行なう必要がない。
装用者の86%が苦労している「騒音下での会話の聞き取り」を改善
補聴器を購入する主な理由が騒音下での聞き取りであるにもかかわらず、補聴器を装用している人の86%もの人が騒音下での会話の聞き取りに苦労しているという(※2)。
そこで同社によれば、リサウンド・オムニアは、騒音下での会話の理解度を150%向上。また、騒音下での聞き取りに適した狭いビームフォーミング指向性と、周囲音から切り離されたと感じさせない自然な聞き取りのための無指向性という2つの利点を兼ね備えている、と説明している(※1)。
※1 Jespersen et al (2022) フロントフォーカス機能を使用し、1世代前の製品との比較
※2 MarkeTrak 22, 2022
ストリーミング対応でワイヤレスイヤホンのように通話も音楽も楽しめる
リサウンド・オムニア製品の全てにおいて通話時や音楽ストリーミング時に接続性が向上。装用者は補聴器のボタンをタップするだけで通話に応答することができ、高品位な音質でクリアな会話を楽しむことが可能だ。スマートフォンをポケットから取り出すことなく通話できるハンズフリーにも対応済みだ(※)。
※ハンズフリー通話は、iPhone 11以降、iPad Pro 12.9インチ(第5世代)、iPad Pro 11インチ(第3世代)、iPad Air(第4世代)、iPad mini(第6世代)以降で、ソフトウェアアップデートiOS 15.3、iPadOS 15.3以降に対応。
リサウンド・オムニアの製品概要
耳かけ型3種/ミニRIE、BTE77、BTE88
耳あな型2種/CIC、充電式オーダーメイド
対応聴力/
・リサウンド・オムニア マリー 9/7/5/4 軽度~中等度
・リサウンド・オムニア 9/7/5/4 軽度~重度
メーカー希望小売価格(補聴器本体は非課税・充電器価格を含む)/
・耳かけ型3種[ミニRIE、BTE77/88] 両耳 377,600円~1,133,000円
・耳あな型2種[CIC、充電式オーダーメイド]両耳360,000円~1,193,000円
ミニRIE/BTE 全9色
耳あな型 フェイスプレート2色、シェル4色
関連情報
https://www.resound.com/ja-jp/hearing-aids/resound-hearing-aids/resound-omnia
構成/清水眞希