サイドテーブルやムードライトとしても使える！空気清浄機に新しい価値を加えたLG「PuriCare AeroFurniture」の先進性

■連載／阿部純子のトレンド探検隊

テーブル、ライト、充電器としても使えるマルチ空気清浄機

5月18日よりクラウドファンディング「Makuake」にて先行新発売される「LG PuriCare AeroFurniture」は4つの機能を持ったマルチ空気清浄機。空気清浄の機能のほか、サイドテーブル、ムードライトといたインテリア要素や、ワイヤレス充電もできる4in1が特長だ。

〇テーブル／ムードライト／ワイヤレス充電

コロナ以降、在宅時間の増加でホームインテリアやデザイン家電に対する関心が増し、ネット上でも空気清浄機＋デザインでの検索量が増えている。空気清浄機自体もコロナ禍の2020年は過去最大の出荷量を記録、コロナ需要以降減少していたが、2023年は回復し前年を上回る見通しとなっている。

本製品のターゲット層は、家電も機能だけでなくインテリアに合うことにこだわり、ネットでの情報収集や口コミを重視する30～40代の男女。ライフスタイルにフィットする外観デザインを追求し、世界のプロダクトデザイン賞を複数受賞している。

テーブルとしてのデザインやユーザビリティを重視し、ボタンやディスプレイをミニマムにし、サイドテーブルとしての機能を邪魔しないように電源、風量、ムードライトのボタンは天板下に配置している。

筐体カラーは3色、天板はラウンド型とトラック型の2タイプ各3色があり（※日本未発売グローバルモデルも含む）、天板と筐体を組み合わせてカスタマイズすることも可能。アーティストがデザインしたコラボ天板もあり、個人の好みに合わせたオリジナリティも特色になっている。

天板下にはLEDムードライトがあり、ボタンでオン・オフ、明るさ調整が可能。さらに「LG ThinQアプリ」を使えば、全8色から自分好みの明るさ、色合いにカスタマイズでき、シーンに応じて様々な空間を演出する。

スマートフォンなどスマート機器をテーブルの指定場所に置くだけで充電できる機能も搭載。充電コードを探す手間もなく手軽に充電ができる。

〇360°全方位の空気清浄機能

筒型の筐体で360°全方位から空気を吸引し送り出す。フィルターは洗えるプレフィルター、HEPA抗菌フィルター、脱臭フィルターの3層構造で、花粉やPM2.5などのアレル物質、ホコリ、生活臭を除去。フィルター交換は3年が目安。

UV LEDライトを利用した「UVnano」テクノロジーで、本体内部のファンに付着した細菌を99.99％除去する。現在、UV LEDライトが装備された空気清浄機はLG製品のみになっている。　

2023年5月18日～6月18日までMakuakeにて割引価格で先行販売を実施。イラストレーター・Chocomooさんデザインの天板（2種類）は最大24％割引で販売する。7月以降は一部モデルを全国の家電量販店にて販売予定（想定価格5万9400円）。

【AJの読み】空気清浄機に家具の要素を取り入れたデザインに注目

Makuake 先行販売を記念したデザイン天板を手掛けたのが、LGとは初コラボとなるイラストレーター・Chocomooさん。モノトーンで描くポップなグラフィックデザインが特徴で、国内外のアパレルブランドや企業とのコラボレーションや、人気アーティストへの作品提供をしている。今回は「Chocomoo MUSIC」と「Chocomoo LOVE」の2パターンのデザイン天板を提供している。

「電化製品とコラボレーションするのは初めて。何ができるのだろうといろいろと想像していましたが、商品を見たら真っ白な天板で、白いものを見るとつい描きたくなるので（笑）キャンバスとして表現できるし、デザインも家電としての機能を邪魔せずにマッチできると感じました。

部屋に置くものなのでリラックスできて楽しい気分で共存できるデザインにしたいと思っていました。MUSIC（下記画像上）は私の作風が良く出ている、細かいキャラクターがいっぱい入っているもの。LOVE（同下）はシンプルで部屋にもなじめるように色を薄く、柄も大きめにしてインテリアとしても楽しめるデザインにしました」（Chocomooさん）

空気清浄機というと四角い筐体が多いが、「LG PuriCare AeroFurniture」はテーブルの要素も取り入れたデザインが特徴的。小型で持ち運びしやすく、ムードライトや充電器の機能もあるので利便性もかなり高い。

部屋が明るくなりそうなポップなイラストが描かれたChocomooさんのデザイン天板は人気を呼びそう。Makuakeの発売開始（5月18日11：30～）と同時に完売する可能性もあるので、希望者は発売開始すぐの購入がおすすめ。

文／阿部純子