男性の職場メイクも「多少ならいいと思う」という肯定派が約6割
マスクが個人判断になったことで、対面の場合マスクを付けるべきか外すべきか悩む人も多いのではないだろうか。また、女性のメイクはマナーの側面が強いが、マスクの着用がなくなったことで男性の職場メイクに関する意識に変化はあったのだろうか。
キャリアデザインセンターが運営する、女性の転職に特化した転職サイト『女の転職type』は、女性617名を対象にマスクが個人の判断になった昨今における「オフィス(職場)メイクの変化」についてアンケートを実施した。
Q.1 マスクが個人の判断となったことで、通勤時のメイク時間は変わった?
女の転職type会員に、マスクが個人の判断になったことで通勤時のメイク時間が変わったかどうか尋ねたところ、「変わらない」という人が最も多く62.6%という結果に。
次に多かったのは「やや長くなった」19.9%で「かなり長くなった」1.1%を含めると約2割の人が長くなったと答えている。逆に「やや短くなった」「かなり短くなった」は合計すると15%ほどであった。
Q.2 メイクの仕方は変わった?
マスクが個人の判断になったことで、通勤時のメイクの仕方に変化があったか質問したところ、「変わらない」が55.8%と最多。
一方、「口紅(グロス)を塗るようになった」28.5%、「チークを塗るようになった」14.1%など、マスクを外す機会が増えたことでメイクの仕方に変化が見られる人もいた。
Q.3 美容にまつわること、何かした?
マスクが個人の判断になったことで、美容にまつわることを行ったかどうかを尋ねたところ、「とくに何もしてない」が52.0%と最多に。一方で、「スキンケアが念入りになった」27.6%、「化粧品を買った」17.3%と、行動の変化も見られる。
Q.4 オフィスでメイクをする理由は?
続いてオフィス(職場)でメイクをする理由について質問したところ、1位「マナー・身だしなみ」81.0%、2位「気分を上げる・切り替える」40.7%、3位「自分をよく見せたい」29.8%と続いた。
Q.5 オフィスでメイクが1つしかできないなら、どれをする?
オフィス(職場)でメイクを1箇所しかできないなら何をするかを尋ねると、1位「眉」44.2%、2位「下地・ファンデーション」33.1%、3位「リップ」7.0%と続いた。
Q.6 職場に男性でメイクをしている人はいる?
職場に男性でメイクをしている人がいるかどうか尋ねると、「いないと思う」が最も多く65.6%。「少しいる」7.3%、「たくさんいる」1.1%、と「いる」と答えた人は1割以下であった。
Q.7 男性が職場でメイクをすることについて、どう思う?
男性が職場でメイクをすることについてどう思うかを尋ねると、「多少ならいいと思う」が最も多く36.1%。「いくらしてもいいと思う」25.6%を含めると、肯定派は約6割。
逆に「あまりいいと思わない」「全くいいと思わない」の否定派は1割程度であった。「とくに何も思わない」を含めると、大多数の女性が男性の職場でのメイクについて大きなネガティブはない状況が見て取れた。
調査概要
第66回「オフィスメイク変わった??」 / データで知る「女性と仕事」
調査期間:2023年4月13日~4月23日
有効回答数:617名
調査対象:『女の転職type』会員
調査方法: Web上でのアンケート
※調査データ(グラフ)は、小数点第2位以下は四捨五入しているため、合計しても100にならない場合がある。
関連情報:https://woman-type.jp/academia/discover-career/data/vol-66/
構成/Ara