健康管理や運動の記録を取りたいという人におすすめしたいスマートフォンアプリに、「Google Fit」があります。GmailやGoogleカレンダーのように、基本無料で使用できるサービスで、iPhone、Androidスマートフォン向けのアプリが配信されています。
近年、健康管理を行うデバイスとして、スマートウォッチやスマートバンドが広まってきており、Google Fitアプリはこれらのデバイスと連携可能。もちろん、スマートフォンのみでも使用できます。本記事では、そんなGoogle Fitアプリの機能や使い方について紹介していきます。
Google Fitアプリの使い方①【運動記録の管理】
Google Fitアプリの基本的な機能といえば、運動記録の管理です。スマートウォッチやスマートバンドがない人でも、スマートフォンを持ち歩くだけで歩数の測定が可能。ペースの速いウォーキングといった、心拍数が上がりやすいアクティビティは、「ハートポイント(強めの運動)」として記録されます。
記録した歩数やハートポイントは、「日ごと」「週ごと」「月ごと」に確認できるので、ウォーキングを日課にしている人や、徐々に走行距離を伸ばしてトレーニングをしたいといった人におすすめです。
また、毎日どれくらい歩くか、ハートポイントをどれくらい行うかの目標を設定できるので、日々の運動を継続しやすいのも特徴。消費カロリーや移動距離、運動時間も一目で確認できます。
Google Fitアプリの使い方②【心拍数の計測】
スマートウォッチやスマートバンドの中には、常時心拍数を計測する機能を搭載した製品もありますが、Google Fitアプリは、スマートフォン単体で心拍数の測定ができます。ただし、常時計測には対応していないので、日々の習慣にするのがおすすめです。
心拍数を測定する際には、Google Fitアプリの「心拍数の確認」の項目にある「始める」をタップし、スマートフォンのメインカメラ(背面)に指を軽く押し付ければOK。計測した心拍数のデータは「心拍数」の項目に蓄積されていき、推移が確認できるようになっています。
Google Fitアプリの使い方③【呼吸数の計測】
Google Fitアプリを使えば、呼吸数の計測や推移の確認もスマートフォン単体で行えます。
計測にはスマートフォンのインカメラを使用するので、端末を立てかける必要があります。スマートフォンスタンドがあれば簡単ですが、ない場合は壁やズレにくいものを後ろに配置して行いましょう。
計測を開始するには、Google Fitアプリの「呼吸数の記録」にある「始める」をタップ。「次へ」に進み、顔と体を画角に収めます。「次へ」をタップし、スマートフォンを立てかけたら再度「次へ」をタップします。
以上の操作で呼吸数の計測ができます。心拍数と同様に、「呼吸数」の項目にデータが蓄積されていきます。