デジタルツールの普及により、手紙・はがきを書く際や、ノート・メモを取る際などに、筆を走らせなくてもよくなった。公的な書類の場合は直筆が必須なケースがほとんどだが、文字を書く機会は一昔前より少なくなってきていると言える。
こうした中、デジタルネイティブなZ世代は「文字を書くこと」について、どのように向き合っているのだろうか?
パイロットコーポレーションはこのほど、Z世代の自分の文字の好き嫌いや手書き文字に対する印象を明らかにするため、19~25歳の大学生・社会人200名を対象に「文字を書くことに関する調査」を実施し、その結果を発表した。
デジタルネイティブなZ世代、半数近くが自分の字が嫌いと回答
Z世代に「自分の字や手書きすることが好きか」と尋ねたところ、「嫌い」が16.0%、「どちらかというと嫌い」が29.0%となり、合計45.0%と半数近くの人が自分の手書きの字を嫌っていることがわかった。
嫌いな理由、第1位は「字が汚い・癖があるから」(71.1%)
自分の字が嫌いと回答した理由は、1位「字が汚い・癖があるから」(71.1%)、2位「理想通り書けないから」(54.4%)、3位「人に指摘されたことがあるから」(12.2%)という結果に。