5月8日から新型コロナウイルスの感染症法上の位置づけが、インフルエンザなどと同じ「5類」に引き下げられた。今後ますます、日常生活を自由に楽しんでいこうという機運が高まっていきそうな中で、若手社会人の出会いの形、恋愛観はどう変化していくのだろうか?
恋活・婚活マッチングアプリ「Pairs」を運営するエウレカはこのほど、この春に社会人1~10年目を迎える若手社会人の男女1,000名を対象に「若手・新社会人の恋愛観に関する調査」を実施し、その結果を発表した。
約2人に1人が春に出会いを期待。特にマッチングアプリ利用者は88.5%が春の出会いを期待している
「春(3月~4月頃)は、恋愛や交際に関する『出会いの季節』だと感じますか?」という設問に対しては、「そう感じる」との回答が44.6%と約2人に1人が出会いの季節と捉えていることがわかった。
また、「春(3月~4月頃)に、恋愛や交際に発展するような出会いが欲しいと思いますか?」という設問には、「そう思う」との回答が全体で48.1%、マッチングアプリ利用者だと88.5%もの人が回答した。
2020年から2022年までのコロナ禍で、全体で68.3%の人が「出会いがなかった」と回答
「コロナ禍の3年間(2020年~2022年)、交際や恋愛に発展する出会いはありましたか?」という設問に対しては、「なかった」との回答が全体で68.3%と約3人に2人がコロナ禍での出会いがなかったことが明らかになった。
また、交際相手がいない人で見ると、出会いがなかった人が79.5%にものぼった。コロナ禍では、交際や恋愛に発展する機会を多くの人が得られていなかったということがわかる。
コロナ5類化に伴い、過半数の人がデートやイベントへの参加に以前より積極的な意向
「コロナ5類化以降、デートやイベントに積極的に参加できると思いますか?」という設問に対しては、全項目で「積極的・気軽にできそう」との回答が過半数を超えた。
また、「コロナ5類化以降、デートやイベントに期待していますか?」という設問に対しては、2項目で「期待している・どちらかというと期待している」との回答が過半数を超え、その他4項目も45%以上にものぼった。コロナ5類化を契機に、デートやイベント参加への積極的な参加意欲や期待が高まっているということがわかった。
社会人歴別で各項目の回答をみると、コロナ禍入社世代の方がコロナ以前入社世代よりも恋愛に積極的であることがわかった。