都市部からでも銀河や星雲、惑星をフルカラーで観察できる
スマート天体望遠鏡の開発を手がけるユニステラから、新製品として「eQuinox 2」の発売が開始された。価格は36万9800円(税込)で、ユニステラ社公式サイトやヨドバシカメラ、Glimpseにて購入できる。
eQuinox 2は、独自のエンハンスト・ビジョン(光の蓄積)アルゴリズムを組み合わせたスマートなライブ画像処理を使用することで、太陽系の惑星だけでなく、遠く離れた星雲や銀河をフルカラーで観察できる。
しかもeQuinox 2をセットアップして数分以内に、まったくの初心者でも天体観察を始めることが可能だ。
このスマート天体望遠鏡は、スマートフォンやタブレットから完全に操作でき、また5,000を超える天体カタログがサポートしてくれるのだ。
eQuinox 2は、業界で最もシンプルかつパワフルなスマートオリエンテーションテクノロジーである自動視野検出を使用しており、自動で向きを合わせる。そして目に見える星がほとんどない都市部の空でもターゲットを正確に見つけ、位置を合わせ、追尾してくれる。
また、ユニステラ製品ユーザーを繋ぐコミュニティには1万人を超える世界中のアマチュア天文家が集い、今なお拡大を続けている。
eQuinox 2をはじめとしたユニステラの天体望遠鏡があれば、専門家でなくても、NASAやSETI協会などの有名な専門組織と協力して、シチズンサイエンスミッションに参加することが可能になり、最先端の科学研究に直接貢献することができるのだ。
eQuinox 2の主な技術仕様
解像度/6.2Mpx
視野/34×47Arcmin
リミッティングマグニチュード/18.2
ミラー口径/114mm
フォーカル/450mm
マウント/Motorized Alt-Az
バッテリー駆動時間/11時間
質量/9Kg
ストレージ容量/64GB
惑星・ディープスカイ天体/Yes
天体データベース/+5000 Objects
スターズデータベース/37 Milions
関連情報
https://www.unistellar.com/ja/equinox2/
構成/清水眞希