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ChatGPT利用者の9割以上が「利便性を感じる」一方で、半数近くの人が「人間の仕事が奪われる」と懸念

2023.05.14

AIチャットボット「チャットプラス」を提供するチャットプラスでは、全国の20~60代の男女を対象に様々なビジネスでの活用が期待されているChatGPTに関する調査を実施。回答結果をグラフにまとめて発表した。

話題の「ChatGPT」20~60代の認知度は40%以下

ニュースやSNSで話題となっているChatGPTだが、全国ではどのくらい認知されているのだろうか。

「ChatGPTを知っていますか?」と質問したところ、『説明できるくらい知っている(10.9%)』『名前だけ聞いたことがある(26.1%)』『知らない(63.0%)』という回答結果となった。

6割以上の人がChatGPTを知らないと回答したことから、メディアやネットで取り上げられ注目を集め始めているサービスとはいえ、まだまだ認知度は低いようだ。

どんな目的で利用した?ビジネスやプライベートなど目的は多様

では、どのくらいの人がChatGPTを使用したことがあるのか?

ここからは、前の質問で『説明できるくらい知っている』と回答した人に聞いてみた。

「ChatGPTを使用したことがありますか?」と質問したところ、『何度も使用している(31.1%)』『複数回使用したことがある(30.3%)』『1回だけ使用したことがある(9.2%)』『使用したことはない(29.4%)』という結果になった。

約7割の人がChatGPTを使用したことがあると回答、全体の6割以上は複数回以上使用しているようだ。

9割以上が利便性を実感。多数が今後も使い続けたいと回答

前出の調査結果で、ChatGPTには繰り返し使用されるだけの魅力があるのではないかと考えられる。

では、使用した人はChatGPTに対してどのような感想を抱いているのか?

ここからは、ChatGPTを使用したことがあると回答した人に聞いてみた。

「ChatGPTの利便性についてどう感じましたか?」と質問したところ、『とても便利だと思った(45.5%)』『それなりに便利だと思った(49.4%)』『あまり便利ではないと思った(5.1%)』という回答が得られた。

程度の差はあれど、9割以上の方が便利だと感じているようだ。

では、ChatGPTを今後も使い続けたいと考えている人はどのくらいいるのか?

そこで、「ChatGPTを今後も使い続けたいですか?」と質問したところ、『積極的に使いたい(57.1%)』『それなりに使いたい(39.0%)』『あまり使いたくない(2.6%)』『使わない(1.3%)』という結果が出た。

『積極的に使いたい』『それなりに使いたい』と回答した方を合わせると、9割以上が今後もChatGPTを使いたいと考えていることがわかる。

ChatGPTは現在普及しているサービスへ組み込まれていくのか?

ChatGPTにリサーチや面倒な作業を任せることで効率化を図れると感じている人が多いことが判明。

では、現在普及している他のサービスに組み合わせ、よりよいサービスを提供することはできるのだろうか?
前出の質問で、『説明できるくらい知っている』と回答した人に聞いた。

ChatGPTは他のサービスに組み合わせて使えると思いますか?」と質問したところ、約9割が『思う(89.9%)』と回答。

多くの回答者が、ChatGPTを他のサービスに活かすことができると考えているようだ。

約半数が「ChatGPTに人間の仕事が奪われる」と予測

AIが便利になるにつれて心配されるのが、「AIに仕事が奪われてしまうのではないか」という点。実際に、”2045年問題”といった言葉があるように、今から約22年後にはAIの発達によりさまざまな業種や業界が影響を受けるのではないかと懸念されている。

「今後、ChatGPTは人間の代わりに仕事をすると思いますか?」と質問したところ、4割以上が『思う(45.6%)』と回答した。

■ChatGPTによって奪われるのはどんな仕事?
・脚本家。かなり高度で、オチもある物語を作っていたから(20代/女性/無職)
・レジや受付など単純作業のものなので、奪われると思う(40代/女性/会社員)
・プログラミング。自動でコードを書いてくれるから(50代/男性/会社員)
・外科手術。技術の衰えがAIにはないであろうから(60代/女性/会社員)

調査概要/「ChatGPT」に関する調査
調査期間/2023年3月27日(月)〜2023年3月28日(火)
調査人数/1,003人
調査対象/全国の20代~60代男女
モニター提供元/ゼネラルリサーチ

関連情報
https://chatplus.jp/

構成/清水眞希

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