YAMAHAから、今度はヘッドホンアンプ「HA-L7A」が新登場
トロイダルトランスをデュアルで搭載したインパクトあるデザインで姿を現したのが、ヤマハ初のDAC内蔵ヘッドホンアンプ「HA-L7A」である。試聴機は1台しかなく、例によって整理券が5分で配布完了になったため、聴くことはできなかった。
筐体はL字型の一体型で左が電源部、右が信号処理部になっており、内部は2階建てでアナログとデジタルに分かれている。DACはESS9038PROをシングルで使い、内部の8chを4ch+4chで駆動する。
ヘッドホン出力はバランスが4.4mmと4pin XLR、アンバランスはステレオ標準ジャックを採用。ライン出力もバランス対応でプリアンプとして使える。このままのデザインで製品化するなら、私は45万~50万円ぐらいと予想。
右側に見えるのがデジタル用とアナログ用に分かれた電源回路用のトロイダルトランス
ユニークな形なのでラックの最上段にしか置けない。さらにヘッドホンアンプとしてはかなり大きなサイズだ