ハイセンスジャパンは、4K液晶テレビの新製品として「U8Kシリーズ」を5月中旬に発売する。ラインナップは75V型の「75U8K」、65V型の「65U8K」、55V型の「55U8K」の3モデルで、価格はいずれもオープン。
予想実勢価格は「75U8K」が268,000円前後、「65U8K」が198,000円前後、「55U8K」が168,000円前後。
「U8Kシリーズ」は、Mini LEDを搭載した4K液晶テレビ。従来の液晶テレビよりも小型のLEDバックライトを数多く敷き詰めることで、 細部までメリハリのある、明るく高コントラストな映像を実現する。
バックライトから出た光の波長をナノサイズの半導体粒子で変換する量子ドットを採用しているのも特徴で、量子ドットフィルムを独立構造にすることで色分布が緊密に保たれ、広色域でより色純度の高いリアルな色彩を実現し、DCI-P3のカバー率は約95%以上を達成。
また、直下型Mini LEDバックライトをエリアごとに細かく分割して制御し、光と闇を細やかにコントロールする「ローカルディミングPro」や、明るさを引き上げて輝きを表現する「輝き復元Pro」も採用。
さらに、120Hzの高性能倍速パネルとクリアモーションにより、スケートボードやカーレースなど動きの速いスポーツでも残像感の少ないなめらかな映像を実現する。
映像エンジンには4K映像を高速処理するハイセンス最新の「HI-VIEWエンジン」を採用。「AIネット映像高画質処理」や「AI放送映像高画質処理」、「AIシーン別超解像処理」も搭載し、環境光センサーも装備する。
音響面では、左右メインスピーカー&ツィーターにサブウーファーを追加した5スピーカーシステムを採用し、実用最大出力40Wを実現。Dolby Atmosにも対応する。
ネット動画では、動画配信会社17社の視聴に対応し、リモコンには17社のうち10社の動画配信サービスに直接アクセスできるダイレクトボタンを搭載。
ゲーム機能では、インターフェースにHDMI2.1を採用し、4K 120P入力の最新ゲーム機でも約0.83msの低遅延を実現する「ゲームモードPro」に対応する。
本体サイズと重量は、「75U8K」が幅167.3×高さ99.7×奥行37.7cm/28.5kg、「65U8K」が幅144.9×高さ86.9×奥行30.0cm/20.5kg、「55U8K」が幅123.0×高さ74.7×奥行30.0cm/14.9kg(いずれもスタンド含む)。チューナーは地上デジタル×3、BS 4K/110度CS 4K×2、BS・110度CSデジタル×3を搭載する。
製品情報
https://www.hisense.co.jp/tv/u8k/d1.php
構成/立原尚子