■連載/大森弘恵のアウトドアへGO!
いよいよ夏を意識したウエアに目が奪われるようになった。
2023年、創業50周年を迎えたパタゴニアでも「パタロハ」やPFCフリーとなった「トレントシェル」といった話題の新作が並ぶが、なんといっても目玉は「ファンホッガーズ」コレクションだ。
パタゴニア サーフ東京/アウトレット。入ってすぐ目に飛び込んでくるのが「ファンホッガーズ」コレクション
上写真、手前は「ファンホッガーズ・ショーツ・6インチ」(1万450円)、奥にあるのは「ファンホッガーズ・パンツ」1万4300円)
なかでも「ファンホッガーズ・ショーツ・6インチ」はラグビーショーツをヒントに1982年に生まれたロングセラー「バギーズ・ショーツ」を、天然繊維で作られている。ウエストはコードでフィット感を高められるし、後ろに小物が落ちないフラップ付きポケット、両サイドには創業者であるイヴォン・シュイナードが熱望したというテニスボールが入る深いポケットが付いている。
上写真、パンツは4色、ショーツが5色展開。写真のアンダイド・ナチュラル(=無染色)には白いタグが採用されており、ブランドを主張しすぎずファッションを楽しめる
水陸両用の「バギーズ・ショーツ」がリサイクル・ナイロン素材なのに対し、「ファンホッガーズ・ショーツ」はコットン素材。裏地はなく、コットンらしいサラリとした肌触りが心地よくキャンプや旅にちょうどいいショーツとなっている。
では、パタゴニアのアイコニックな「バギーズ・ショーツ」をあえてコットン素材で作った理由とは?