Appleは、LGBTQ+コミュニティを祝福するApple Watch用バンド「プライドエディションスポーツバンド」を発表した。
「プライドエディションスポーツバンド」は、LGBTQ+コミュニティの強さと美しさからインスピレーションを得たというApple Watch用バンド。
デザインは、オリジナルのプライドフラッグのレインボーカラーのほか、5つのカラーを採用。
ブラックとブラウンはHIV/AIDSによって他界された人々やこの病を抱えて生きている人々に加え、黒人とラテン系のコミュニティを象徴、ライトブルー、ピンク、ホワイトはトランスジェンダーとノンバイナリーの人々を象徴しているという。
また、今年のデザインは、白色のベースに楽しい虹色の幾何学的図形を組み込んでおり、最終的なバンドへと圧縮成形。
成形のプロセスでベースの素材が個々の図形を囲うように流れ込み、レイアウトにわずかな違いを生み出すため、まったく同じバンドは2つとなく、LGBTQ+コミュニティのすべてのメンバーの個性を表現しているという。
このほか、LGBTQ+コミュニティの団結した強さと相互サポートを祝福する、新しいプライドセレブレーション文字盤とiOS壁紙の提供も開始。
カラフルな図形がバンドから腕時計のディスプレイへと流れ込むように表示され、ユーザーが手首を上げたり動かしたり、ディスプレイをタップしたりすると反応する。
対応する壁紙も、今年のプライドデザインのあざやかな演出の1つであり、ユーザーがiPhoneをロック解除するとダイナミックに動くという。
プライドエディションスポーツバンドは、41mmケース用と45mmケース用の2サイズで展開し、Apple Watch Series 3以降に対応。価格は各6,800円で、apple.comおよびApple Storeアプリで5月23日より注文受付を開始し、Apple Store直営店では5月24日より販売が開始される。
新しいプライドセレブレーション文字盤とiPhone壁紙は来週より提供開始。なお、利用にはwatchOS 9.5およびiOS 16.5が必要となる。
関連情報
https://www.apple.com/jp/
構成/立原尚子