DIME MAGAZINE
実用的かつスタイリッシュな魅力を併せ持つハミルトンの腕時計。プライベートにもビジネスシーンにも使いやすいデザインで多くの人を魅了しています。
本記事では、そんなハミルトンの歴史や特徴、さらにおすすめのモデルを厳選してご紹介します。
目次
有名腕時計ブランド「ハミルトン」とは
ハミルトンは、アメリカ発祥の老舗腕時計メーカーで、現在はスイスのスウォッチ グループの傘下にあります。
1932年公開の映画「上海特急」をはじめ、1951年公開の「フロッグメン」など数々のハリウッド映画でも使われるなど、これまで500作以上の映画やドラマに登場しています。ミュージカル映画「ブルー・ハワイ」では、エルヴィス・プレスリーの腕元も飾りました。
ハミルトンの腕時計の歴史
ハミルトンの創業は1892年。アメリカのペンシルバニア州ランカスターに最初に工場が作られました。
アメリカの鉄道創成期には、精密に時間を刻むハミルトンの時計が事故防止につながると評判になり、1918年には米国初の定期航空便の公式時計にも採用されるなど、航空時計としても重用されました。
1957年に時計史上初の電池式腕時計「ベンチュラ」を生み出し、1970年には世界初の発行ダイオード（LED）式デジタルウォッチ「ハミルトン パルサー」を発表するなど、常に革新的な時計を作り続けています。
1974年にスイスのスウォッチ グループに加わり、2003年からは本社と製造拠点をスイスに移しましたが、創業以来のアメリカンスピリットは今でも受け継がれています。
ハミルトンの腕時計の特徴
ハミルトンの腕時計の特徴は、アメリカンスピリットを受け継ぐデザインと、時計の本場スイスの技術が融合した精密さです。また、常に革新的な時計を作り続けており、「世界初」の創造を何度も行ってきたことも挙げられます。鉄道時計やパイロットウォッチなど正確性を求められる分野で採用されてきた一方で、数多くの映画の中にも登場するなど、ファッション性の高さも兼ね備えています。
ハミルトンのメンズ腕時計、自動巻きの人気モデルは？
腕時計のムーヴメント（駆動をつかさどる部分）には主に「機械式」と「クォーツ」の2種類があり、機械式はさらに手巻きと自動巻きに分類されます。
自動巻きの腕時計は、腕の動きによってローターが回転し、自動的にゼンマイを巻き上げます。自動巻き3針モデルの多くは、標準持続時間80時間程度。したがって、 週末は外してビジネス時にだけ身に着ける、といった使い方をする方にも好まれる形式といえるでしょう。
メンズ向けのハミルトンおすすめ腕時計を紹介
ここからは、ハミルトンのメンズ向け腕時計の中でも、おすすめのモデルをご紹介します。
ハミルトンメンズ向け腕時計を代表する「ジャズマスター オープン ハートオート」
「ジャズマスター」は、ハミルトンを代表するコレクションのひとつです。シンプルで洗練されたデザインの「ジャズマスター」は、デザインや価格帯が幅広いことから人気があります。
「ジャズマスター オープン ハートオート」は文字盤からほどよく覗くムーブメントが印象的なデザインです。ビジネスにもプライベートにも使える汎用性も魅力で、ハミルトンの誇る、パワーリザーブ80時間のムーブメントを備えています。
【参考】ハミルトン｜ジャズマスター OPEN HEART AUTO
薄くて使いやすいハミルトンメンズ向け腕時計なら「ジャズマスターシンライン スモール セコンド クォーツ」
薄いケースが特徴のシンラインの「ジャズマスターシンライン スモール セコンド クォーツ」。すっきりしたデザインで腕になじみやすく、クラシカルな雰囲気を漂わせるクォーツ式の時計です。
秒針をスモールセコンドにすることでシンプルになりすぎず、かつスタイリッシュに仕上がっています。
【参考】ハミルトン｜ジャズマスター シンライン スモール セコンド クォーツ
アメリカの伝統を引き継いだデザインが魅力！ ハミルトンメンズ向け腕時計「アメリカン クラシック ヴァリアント オート」
「アメリカン クラシック」は、ハミルトンを象徴する代表的なコレクションです。汎用性に優れており、シーンを選ばず身に着けられるのも魅力の1つ。
「アメリカン クラシック ヴァリアント オート」は落ち着きのあるシンプルな文字盤に、大きめのローマ数字を配置したパワフルなデザイン。大人の紳士らしい風格を持ち、ビジネスにもドレスアップした席にもマッチする腕時計です。標準持続時間80時間の3針ムーブメントを備えた、機械式自動巻きのモデルです。
【参考】ハミルトン｜アメリカン クラシック ヴァリアント オート
ハミルトンメンズ向け腕時計のアイコニックモデル「アメリカン クラシック PSR」
1970年に世界初のデジタルウォッチを生み出した、ハミルトンのアイコニックモデル「ハミルトン パルサー」。
「アメリカン クラシック PSR」はその伝統を継承しつつ、液晶ディスプレイと有機EＬを組み合わせたハイブリッドディスプレイに、グリーンの数字で時刻が表示されます。
ミリタリーをルーツとするハミルトンメンズ用腕時計「カーキ フィールド メカ」
ハミルトンの「カーキ」シリーズは、ミリタリーウォッチをルーツとする腕時計です。フィールド ・ネイビー ・アビエーション の3つのシリーズに別れており、それぞれ陸・海・空に対応しています。メタルやレザーのほか、NATOのストラップが多いのも「カーキ」の特徴です。
ブラックの文字盤に白い数字が映える、機能的な美しさが特徴の「カーキ フィールド メカ」は、NATOストラップの耐久性が高く、カジュアルにも使いやすいデザインです。手巻き時計のために開発されたＨ-50ムーブメントも標準持続時間80時間を誇ります。
パイロットウォッチ好きのハミルトンメンズ向け腕時計「カーキ アビエーション パイロット パイオニア」
第二次世界大戦中にアメリカ軍に使用されていたポケットウォッチ「モデル23」からインスピレーションを得て作られた、自動巻きのパイロットウォッチが「カーキ アビエーション パイロット パイオニア」です。
インデックスは視認性が高く、スポーティかつ洗練されたデザインです。
【参考】ハミルトン｜カーキ アビエーション パイロット パイオニア
ハミルトンメンズ向け腕時計の代表的なモデル「ベンチュラ ELVIS80 オート」
独特な三角形のフォルムで知られる「ベンチュラ」も、ハミルトンの代表的なモデルのひとつ。このシリーズは世界初の電池式腕時計でもあり、ハミルトンの独創性のシンボルともいえる存在です。
「ベンチュラ ELVIS80 オート」は世界初の電池式腕時計として時計史に名を残す「ベンチュラ」と、その熱狂的ファンだったエルヴィス・プレスリーへのトリビュートを込めた装飾が施されています
フルブラックがかっこいいハミルトンメンズ向け腕時計「ベンチュラ」
1957年に発売されて以来、ハミルトンのアイコンウオッチとして人気を誇る「ベンチュラ」のフルブラックモデルがこちら。
アシンメトリーのケースには、ブラックPVDコーティングが施されています。オリジナルに忠実なフォルムとモダンさが融合した、大胆で型破りなデザインに仕上がっています。
【参考】ハミルトン｜ベンチュラ
ハミルトンのレディース向け腕時計
ハミルトンにはメンズ向けだけでなく、レディース向けの腕時計も多数あります。フェミニンなデザインから、マニッシュなタイプまで幅広く揃っているので、好みのモデルが見つけやすいのではないでしょうか。
ハミルトンを代表するデザイン「ベンチュラS オート」のレディース向け腕時計
ハミルトンのアイコニックモデルともいえる「ベンチュラ」のレディース向けモデルが「ベンチュラS オート」です。
三角形のアシンメトリーなデザインがファッション性を高めています。ストラップと文字盤を肌馴染みの良いベージュで統一しているのも上品です。
アクセサリー感覚でも使えるハミルトンのレディース向け腕時計「アメリカン クラシック アードモア」
鮮やかなグリーンのダブルレザーストラップに、同色のローマ数字を配したシルバーの文字盤が美しいクォーツ式腕時計が「アメリカン クラシック アードモア」です。
クラシカルな雰囲気と、モダンな配色を併せ持ち、アクセサリー感覚で使えます。
ハミルトンの腕時計は修理できる？
ハミルトンでは、公認のサービスセンターや正規販売店で、ムーブメントを取り外してクリーニングや部品の取り換えなどを行うコンプリートメンテナンスサービスを受け付けています。腕時計を長く使い続けるために、ハミルトンでは3～5年おきのコンプリートメンテナンスを推奨しています。費用は、時計の種類によって2万900円～4万6200円と異なり、特殊モデルやビンテージウォッチは別途見積もりとなります。
また、防水性能のチェック、回復が行えるパーシャルメンテナンスサービスは、機種によって6600円～8800円。こちらも、特殊モデルや限定モデルは別途見積もりが必要となります。
【参照】ハミルトン｜ウォッチサービス
※データは2023年3月上旬時点での編集部調べ。
※情報は万全を期していますが、その内容の完全性・正確性を保証するものではありません。
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文/ねこリセット
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