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水道水質検査51項目をクリア!グリーンコアテックが空気中の水分から飲料水を作る製水器「Belle Water BW-1500W」を発売

2023.05.19

設置工事不要で1日5~15リットルの水を生成可能

京都に本社を置くグリーンコアテックは、空気中の水分から安全でおいしい飲み水を作り出す製水器「Belle Water BW-1500W」の販売を開始した。 標準価格は20万9000円。

Belle Water BW-1500Wは、空気中の水分から結露により水を生成。フィルターと除菌により安全でおいしい飲み水を作り出す製水器だ。

このシステムによりどこでも水を生成可能なうえ、結露により水を生成するので必要なものは電源のみと、同社では説明している。コンセントを差すだけで面倒な設置工事などは不要というわけだ。

屋内環境で1日あたり5~15リットルの水を生成可能で、生成された水は水道水質検査51項目とミネラルウォーター水質検査47項目の両方の水質検査基準をクリアしているという。

水生成のプロセス

1. 空気中の微粒子などを高性能空気フィルターで除去
2. 空気を冷却機で冷やされた結露フィンにあてて結露を発生(冷たい水の入ったグラスに水滴が付くのと同じ原理)
3. 生成された水を4つの高性能水フィルター(ROフィルター※1含む)を通過させて微粒子を除去
4. 4つ目の水フィルターでミネラル分を追加しミネラルウォーターに近い味に調整(※2)
5. 第2タンクには紫外線殺菌灯が搭載されていて常に除菌

※1:ROフィルターはウイルスの1/1000以下の粒子しか透過させないため細菌もウイルスも除去可能
※2:3つ目のフィルターを通過した後の水はほぼ純水に近いので無味無臭になる

水の試験結果

Belle Water BW-1500Wに法令で定められた水質検査はないが、同社では自主的に検査を行なっているという。

・京都にある一般社団法人京都微生物研究所で試験を実施
・水道水質検査51項目を全て基準クリア
・ミネラルウォーター水質検査47項目を全て基準クリア

全ての結果はこちらから確認できる。
https://greencoretech.com/wp-content/themes/greencoretech/assets/pdf/examination.pdf

周囲環境による製水量

気温が25℃、湿度90%で一日あたり15リットルの水生成が可能(※)。気温が10℃以下または湿度25%以下で水生成動作を自動停止させる機能を搭載している。
※ 周囲の温度湿度により水の生成量は異なる。

Belle Water BW-1500Wの主な仕様

型式/BW-1500W
電源電圧/AC100V(50/60Hz)
総消費電力/430W
製水時消費電力/400W
動作温度/15~40℃(10℃以下は動作停止)
動作湿度/35~95%(25%以下は動作停止)
製水能力/最大15リットル/日(25℃90%)(周囲環境による製水量グラフ参照)
熱湯、冷水機能/なし(常温水)
タンク容量/6リットル
操作/タッチパネル
外形寸法/幅450×奥行き440×高さ560mm
冷媒/R134a
その他機能/外部水浄水モード
付属品/水フィルター:4本、エアフィルター:1本、活性炭フィルター:1個、外部水取り込みパイプ:1式、取扱説明書:1部
設置環境/屋内

関連情報
https://greencoretech.com/bw1500w/

構成/清水眞希

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