シャープは、ベーシックモデルのスマートフォン「AQUOS wish3」を発表した。発売時期は7月上旬以降。NTTドコモ、ワイモバイル、楽天モバイルが取り扱うほか、ソフトバンクでは法人向けとして発売する。
「AQUOS wish3」は、“シンプルで飾らない”ライフスタイルに寄り添う「AQUOS wish」シリーズの第3弾製品。「AQUOS wish」シリーズで好評のさらさらとした心地よい手触りの質感や、優しい風合いのカラーバリエーションを継承。手に取りやすいコンパクトサイズのシンプルなデザインで、防水・防塵・耐衝撃対応の丈夫さも備えている。
環境にも配慮したモデルで、本体筐体の再生プラスチック材使用率は、2022年度モデル「AQUOS wish2」の約35%から約60%に向上。
さらに、今回新たに、カメラ周辺や一部の内部パーツにも再生プラスチック材を使用したほか、紙の使用量を削減した小型でシンプルなパッケージも採用した。
また、スマホデビューする子ども向けの「ジュニアモード」を新搭載し、使い過ぎを抑制できる「Google ファミリー リンク」や、もしもの時に電源キーを複数回押すことで緊急通報できる「緊急SOS」に対応するなど、安心機能も充実。
大きく太い文字でシニア世代にも読みやすく表示できる「かんたんモード」も備えており、家族全員が快適に便利に使うことが可能だ。
そのほか、カメラは有効画素数約1,300万画素のアウトカメラと有効画素数約500万画素のインカメラを採用。
アウトカメラには同社フラッグシップモデル「AQUOS R7」の高画質化技術を応用した新画質エンジン「ProPix4 lite」を搭載し、被写体やシーンを自動で検出し最適なモードで撮影できる「AIオート」や、逆光でもきれいに撮れる「オートHDR」も利用できる。
主な仕様は、OSがAndroid 13、CPUがMediaTek Dimensity 700、メモリが4GB、ストレージが64GB、ディスプレイサイズが約5.7インチ、バッテリー容量が3,730mAh。本体サイズは約H147×W71×D8.9mm、質量は約162g(暫定値)。
構成/立原尚子