シャープが4720万画素の1型センサーやSnapdragon 8 Gen 2を搭載したフラッグシップスマホ「AQUOS R8 pro」を発売

シャープは、スマートフォンのフラッグシップモデル「AQUOS R8 pro」を発表した。発売時期は2023年7月上旬以降で、NTTドコモとソフトバンクから販売される。

「AQUOS R8 pro」は、アウトカメラに有効画素数約4,720万画素の1インチイメージセンサーと、ライカカメラ社と共同開発したF値1.9／焦点距離19mm（35mm判換算時）の「ズミクロン」レンズを採用したAQUOSシリーズのフラッグシップモデル。

約190万画素の測距用センサーのほか、撮影時の光の強さや色味を測定し補正する14chスペクトルセンサーも新たに搭載し、朝日や夕焼け、室内照明などさまざまな光の環境に応じて、“見たまま”により近い自然な色合いで撮影することが可能になった。

また、HDR撮影は処理速度が同社従来機「AQUOS R7」と比べて約40%向上したうえ、夜間の撮影では新たに星空や花火の専用モードを搭載。

さらに、被写体の認識精度が向上したAIエンジンにより、人物だけでなく活発に動き回るペットもシャッターチャンスを逃さず撮ることができる。

CPUには高い処理性能を持つ最新の「Snapdragon 8 Gen 2 Mobile Platform」を搭載。本体背面に搭載の大型のカメラリングを通して内部の熱を効率的に放出する独自の新放熱設計「サーモマネジメントシステム」により、長時間の動画撮影など負荷の大きい場面でも高いパフォーマンスが継続する。

ディスプレイには1～240Hzで可変駆動する約6.6インチのPro IGZO OLED（1,260×2,730ドット）を搭載し、高い省エネ性能となめらかでクリアな表示を両立。さらに、10億色の表現力を持つ画面の美しさはそのままに、ブルーライトの発光を従来機比で約50％低減。

映画館で使われているHDR映像技術「Dolby Vision（ドルビービジョン）」と立体音響技術「Dolby Atmos（ドルビーアトモス）」にも対応し、約6.6インチの大画面による臨場感あふれる迫力の映像とサウンドの世界にじっくりと没入できる。

そのほか主な仕様は、OSがAndroid 13、メモリが12GB、ストレージが256GB。バッテリー容量は5,000mAh。IPX5・IPX8の防水性能、IP6Xの防塵性能を備え、顔認証と指紋認証にも対応する。

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構成／立原尚子