シャープは、スマートフォンのプレミアムモデル「AQUOS R8」を発表した。NTTドコモより2023年7月下旬以降に販売される予定。
「AQUOS R8」は、高度な処理性能やライカカメラ社監修の高画質カメラを、軽量かつ丈夫なボディに搭載したハイスペックモデル。
CPUには、「Snapdragon 8 Gen 2 Mobile Platform」を搭載し、独自のチューニングを加えることで、同社従来機「AQUOS R7」と比べて、CPU性能が約32%、GPU性能が約24%、AI性能が約50%向上し、高画質な動画の視聴やゲームの操作が、よりスムーズかつ快適に楽しめる。
また、ストレージには最新のROMメモリ規格であるUFS4.0を採用することで、読み込み速度が最大約60%、書き込み速度が最大約70%アップ。
さらに、本体背面に搭載の大型カメラリングを通して内部の熱を効率的に放出する独自の新放熱設計「サーモマネジメントシステム」により、長時間の動画撮影など負荷の大きい場面でも高いパフォーマンスが継続する。
アウトカメラは、有効画素数約5,030万画素の標準カメラと約1,300万画素の広角カメラの2眼構成で、標準カメラには1/1.55インチの大型イメージセンサーとライカカメラ社監修のレンズ「ヘクトール」を搭載し、集光量の多さを活かした、明るく美しい写真を撮影することが可能。
HDR撮影時の画像処理も高速化し、逆光や暗所でも、白飛びや黒つぶれを抑えたキレイな写真をテンポ良く撮影できる。
ディスプレイには、1~240Hzの可変駆動に対応した約6.4インチのPro IGZO OLED(1,080×2,340ドット)を搭載。240Hz駆動のなめらかでクリアな表示と約6.4インチの大画面により、臨場感ある映像を楽しめる。
さらに、10億色の表現力を持つ画面の美しさはそのままに、ブルーライトの発光を従来機比で約50%低減した。
本体は、170g台の軽量ボディを実現。米国国防省の調達基準として定められた規格「MIL-STD-810H(耐衝撃落下はMIL-STD-810G)」に準拠しているので、防水に加え高温や低温環境および落下などの衝撃にも強く、日常生活で安心して使用することが可能だ。
そのほか主な仕様は、OSがAndroid 13、メモリが8GB、ストレージが256GB、バッテリー容量が4,570mAh。IPX5・IPX8の防水性能とIP6Xの防塵性能を備え、顔認証(マスク対応)と指紋認証にも対応する。
構成/立原尚子