ロア・インターナショナルは、同社が展開するHacrayブランドより、史上初(※)の可動式振動部パーソナルアジャスターを搭載した骨伝導ワイヤレスイヤホン「Hacray Orca(ハクライ オルカ)」の先行販売を応援購入サービスMakuakeにて開始した。
※2023年4月25日現在。商用骨伝導イヤホン史上において。同社調べ
期間は2023年6月12日まで。5月10日時点で1万1328円から購入できる。一般販売予定価格は1万3500円。
骨伝導イヤホン史上初の可動式振動部「パーソナルアジャスター」を搭載
接地する場所により音の伝わり方が異なる骨伝導の特性を利用できる可動式の振動部「パーソナルアジャスター」を搭載した。これにより、頬骨から耳上まで自由に調整が可能で、音質や音量に同じ振動量で大きな変化が生まれるという。
同社では「これまで骨伝導イヤホンのデメリットであった音量の小ささの改善や、空間を感じる高精細な音質を設置場所により体験できます」と説明している。
骨伝導&気導音のWサウンド仕様で重低音強化
装着場所を調整できるパーソナルアジャスターで、装着部位ごとに音の特性が変化していく。
・頬骨への装着
高音に伸びのあるバランスの取れたサウンド。
・耳珠への装着
低い周波数を強調して伝えることで重低音がより響き、余韻を感じるエコーまで表現。深くリッチな音質。
・耳上への装着(骨伝導と気導音のWサウンド)
骨伝導と同時に空気振動でも音を伝達。耳上を振動部で覆い、耳内に空間を作ることで音を反響させ、Hacray Orcaで最も豊かな音響を実現。
イメージ画像は耳上装着した様子
音伝導率を最大化する骨伝導イヤホンを超える大音量
骨ごとの音伝導率の違いから、同じ振動量で頬骨・耳珠・耳上では聞こえてくる音量が大きく異なってくる。
これを利用して、音伝導率の高い耳珠・耳上付近への装着では、いままで骨伝導イヤホンでは出すことができなかった大音量でサウンドを楽しむことができるという。
従来の一般的な骨伝導イヤホンでは、騒音が大きいスポーツジムや交通機関内、交通量の多い歩道などで十分な音量確保が難しいというデメリットが指摘されていた。
これに対してHacray Orcaは、最大音量を騒音下でも十分に聞こえるレベルまで引き上げることで、よりシーンを問わない音楽体験を提供すると、同社では説明している。
Hacray Orcaの主な製品仕様
対応コーデック/SBC
Bluetoothバージョン/5.3
Bluetoothプロトコル/A2DP、AVRCP、HSP、HDP
周波数特性/20Hz~20kHz
内蔵バッテリー:/180mAh
連続再生時間/最大12時間(音量50%時)
充電時間/2時間
防水性能/IPX5
重量/約30g
ノイズキャンセル(通話)/独自インテリジェントノイズ低減アルゴリズム
マルチポイント/2台
マルチペアリング/8台
素材/チタン、シリコン
本体色/ライトグレー、グレー
関連情報
https://www.makuake.com/project/orca/
構成/清水眞希