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日焼け止め効果を時間的に持続させたいなら「塗り方」に気をつけるべき理由

2023.05.13

日焼け止めの効果ってなるべく長く持続させたいですよね。それには塗り方が大切なんです。UV対策をしっかり行いたい人は必見です。

日焼け止めの効果時間を持続するために抑えておきたいポイント

日焼け止めの効果を発揮させるため、使用量の目安を守り、十分な量をムラなく塗ることが大切です。そこで、日焼け止めを塗る時のポイントを3つご紹介します。

日焼け止めを塗る時のポイント①十分な量の日焼け止めを使う

製品に記載されている使用量の目安をしっかり塗るようにします。量が少ないと、十分な日焼け止め効果が得られません。

日焼け止めを塗る時のポイント②ムラなく丁寧に

適量を手に取って少量ずつ、肌にムラなく塗ります。顔の場合、指先の腹を使って均一になるよう塗ります。手のひらで塗ると、日焼け止めが手のひらに残ってしまい、顔に行き渡りにくくなるので注意。また、特に日焼けしやすいところは重ね塗りします。塗ったところは、こすりすぎないようにしましょう。

日焼け止めを塗る時のポイント③塗り忘れに注意する

耳、首から襟元、袖周り、うなじ、腕の後ろ、足の甲は塗り忘れやすい箇所です。塗り忘れていないか注意しましょう。

日焼け止めは2~3時間ごとに塗り直して効果をキープ

日焼け止めをちゃんと塗っていても、汗や水で濡れたり、タオルや衣類などでこすれたりすると、日焼け止めが落ちてしまいます。より効果をキープさせるには、こまめに塗り直すことが大切。

塗り直しはおよそ2~3時間ごとに行うのが良いとされています。ティッシュやコットンなどで肌表面の汚れや汗を優しく拭き取って塗り直しましょう。

【参考】花王|一年中UVケア!日焼け止めの効果的な塗り方・塗り直しのポイント

SPF50の日焼け止めはどのくらいの時間効果がある?

日焼け止めに表記されている「SPF」は、紫外線B波のカット力のこと。一度塗った日焼け止めが、どのぐらいの時間効果があるのかというのを表しています。SPF1は約20分間です。

紫外線B波は、肌の奥に入ることはほとんどありませんが、その分表面に影響が出るので、肌が赤くなるか(やけど)黒く(肌表面のシミ)なったり色素沈着の原因になったりします。

SPF20…約20分間×20=400分間(6時間40分)
SPF30…約20分間×30=600分間(10時間)
SPF50…約20分間×50=1000分間(16時間40分)

SPF50より効果が高いものは、SPF50のあとにプラス(+)が付きます。

同じく日焼け止めに表記されている「PA」ってどういう意味?

PAは、紫外線A波のカット力です。PA+(プラス)で表される部分がカット力の強さで、一番強くて++++(4プラス)です。

紫外線の90%以上が紫外線A波です。肌の奥深くに入っていき、ゆっくりとシミやシワの原因になります。

紫外線A波は、雲や窓ガラスを通りやすい性質を持っています。なので、曇りの日や室内にいても油断せず日焼け止めを塗るようにしましょう。

【参考】ツーウェイワールド|【日焼け止めの効果と時間】SPFとPAを分かりやすく紹介します

※データは2023年3月下旬時点での編集部調べ。
※情報は万全を期していますが、その内容の完全性・正確性を保証するものではありません。
※製品のご利用はあくまで自己責任にてお願いします。

文/山田ナナ

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