新年度は新しいことを始めるのにうってつけのタイミング。では今年、2023年の新年度に何らかの目標を立てて実行に移した人はどれくらいいるのだろうか?
医療機関・クリニックの開業/運営支援を行うIDEAはこのほど、全国の20代~60代の男女3,000人を対象に、「新年度に立てた目標の実行状況に関するアンケート調査」を実施し、その結果を発表した。
新年度・新生活で目標を立てた人は約4割
新年度・新生活に伴い、新たに始めようと立てた目標があるか聞いたところ、「ある」と答えたのは38.4%で約4割、「ない」と答えたのは61.6%となった。
また、「ある」と答えた方の中でも、実際に実行へと移しているのは全体の17.8%に留まり、「実行していない(14.3%)」と「(実行したけれども)続けられなかった(6.3%)」を合わせた、「現在実行していない」方(20.6%)を下回った。
■新年度・新生活、新たに始めようと立てた目標はありますか? n=3,000人
新年度に立てた目標の内容、仕事に関連するスキルアップよりもプライベート関連の目標が優勢
新年度・新生活にともない、新たに始めようと立てた目標が「ある」と答えた人に、どのような目標なのかを聞いたところ、「プライベート・趣味に関すること」が38.6%でトップとなった。
その他では「生活を豊かにするための自己研鑽」(24.1%)、「仕事やビジネスにおける将来に関すること」(19.6%)、「今必要だと考えているスキルアップに関すること」(15.9%)と続き、収入アップ等を目的とした仕事にまつわる目標よりも、プライベートに関する目標の方が高いことがわかった。
■それはどのような目標ですか? n=1,151人
目標を実行できていない理由は「後回しにした」「時間がない」で約6割
次に、「実行していない」「続けられなかった」と回答した人へ、「実行していない(できていない)」理由について聞いたところ、「時間がない」が28.5%でトップ、ほぼ同数で「後回しにしてしまった」が28.2%と続いた。日常を忙しく過ごしているため、立てた目標に取り掛かることができなかった人や、継続することができなかった人が、半数以上だということがわかった。
■実行していない(できていない)理由を教えてください? n=618人