スタディプラスが運営するStudyplusトレンド研究所は、2022年度の大学受験生(2023年4月に大学へ入学した学生)840名を対象に「大学受験期のトレンドに関する調査」を実施。結果を「受験トレンド白書2023 “ホンネ編” 」として発表した。
大学受験の勉強を本格的にスタートした時期
高校3年生・春…220票(26.2%)
高校3年生・夏…211票(25.1%)
高校2年生・冬…127票(15.1%)
高校3年生・秋…64票(7.6%)
高校2年生・夏…54票(6.4%)
高校2年生・秋…44票(5.2%)
高校2年生・春…35票(4.2%)
高校3年生・冬…19票(2.3%)
高校卒業後…18票(2.1%)
高校1年生・春、高校1年生・冬…15票(1.8%)
受験勉強のスタート時期は、「高校3年生・春」が最も多く26.2%、続いて「高校3年生・夏」が25.1%となった。
高校3年生の春から夏にかけて部活動を引退する生徒が多いことを踏まえると、部活動の引退時期=受験勉強をスタートする時期である学生が多いことを示している結果と言えるかもしれない。3番目に多いのは「高校2年生・冬」で、15.1%という結果だった。
大学受験期に最も我慢したこと
ゲーム…188票(22.4%)
遊び…116票(13.8%)
SNS…110票(15.1%)
友だちと過ごす時間…68票(8.1%)
推し活」…63票(7.5%)
YouTube…55票(6.5%)
最多は「ゲーム」で、スマホゲーム、TVゲーム双方の回答が得られた。
また上位10回答の中に「SNS」「YouTube」「Instagram」「スマホ」がランクインしており、スマートフォンの誘惑を遠ざける受験生が多かったようだ。『勉強以外のアプリをすべて削除した』といった回答も見られた。
「我慢しない」という回答も上位に位置しており、『ストレスを貯めないために我慢しすぎることをやめました』『我慢して勉強するのは非効率だと思った』といった息抜きの大切さを主張する回答も寄せられた。
大学受験で出願した学校数
3校、4校…146票(17.4%)
5校…117票(13.9%)
2校…103票(12.3%)
6校…89票(10.9%)
1校…85票(10.1%)
7校…59票(7.0%)
10校以上…52票(6.2%)
ほか
出願した学校数は「3校」「4校」が同数で、最も多い回答となった。その後は「5校」「2校」「6校」「1校」が続いており、いずれも10%程度の割合を占めている。「10校以上」という多くの大学を併願したことがわかる回答も一定数あった。