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30万円以上の修理費用を誰が払う?築20年以上のマンションに住んでいる人なら他人事ではない〝漏水事故〟実録レポート

2023.05.13

実際の工事

工事のため新たに開けた穴(点検口)は天井に1か所、壁に1か所。風呂場や洗面、シンクの床や壁部分も2か所ほど工事をしている。所要時間は、朝9時から16時までの1日、費用は約34万円。これを管理組合と折半したため、並木さんが支払った額はその半分。階下の住人への補償は、壁紙の取り替えなど諸々で約15万円。

↑場合によっては天井も通す。ピンク色の管が新しい給湯管

業者によると、マンションの構造により、もっと大がかりな工事になれば倍近い額になることも。また、今回は新たな給湯管を全て目に見えない部分に引くことができたが、構造の問題から一部、部屋の中に露出せざるを得ないケースもあるようだ。

古いマンションは総会で事前の話し合いをしておくべき

給湯管に銅管が使われている古いマンションでは、ご紹介したような漏水の危険性は高いと思われる。その度に各戸で工事をしていると、漏水事故は延々と続いてしまうため、大規模修繕などで一気に解決させることを考えておくべき。

もし古いマンションを所有しているのなら、一度、給湯管について話し合いをしておくことをお勧めします。

↑新しい給湯管が目立つ給湯器付近

取材・文/西内義雄

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