GMOインターネットグループのGMOクリエイターズネットワークは、フリーランスを対象にAIに関するイメージや活用状況などに関する調査を実施。回答結果をグラフにまとめて発表した。
フリーランスの意見の半数以上は「AIは良い兆し」
まず、現在『ChatGPT』をはじめとしたAIの進歩への注目が高まっている中で、AIの進歩が自身の仕事へどのような影響をおよぼすと思うかを質問したところ、「良い影響をおよぼすと思う」という回答が56.1%と半数を超えた。
73%が期待するのがAIによる「業務効率化」、「自己成長」や「キャリア拡大」へも期待大
「良い影響をおよぼすと思う」と回答した人に、具体的にどんな影響を期待するのかを聞いたところ、「仕事をする時間が減る(業務効率化ができる)」がトップで73%。
次いで「新しいジャンルの仕事にチャレンジできる」「自分にはないアイディアを得ることができる」などの意見が多くみられ、AIの活用による自己成長やキャリア拡大への期待が大きいことがわかった。
一方で、AIが「良くない影響をおよぼす」と感じている人は12.5%だった。具体的には「AIに仕事を奪われて、仕事の量や収入がダウンする」などの意見が見られた。
フリーランスの約4人に1人がAIを活用
実際のAIの活用状況については、これまでにAIを活用「している・したことがある」という回答は25.6%で約4人に1人という結果が出た。「していないが、今後活用したいと思っている」という回答も46.1%とAIの活用に前向きな人が多いと考えられる。
実際に活用している人の具体的な例としては「メルマガやバナーの文章作成(Webデザイナー)」「プログラミングのサポート(ITエンジニア)」「デザイン業務の際のブレインストーミングに活用(コンサルタント)」などが上がっている。
調査概要
調査対象/フリーランスに特化した金融支援サービス「FREENANCE byGMO」に登録しているユーザー633名
有効回答数/633件
調査期間/2023年4月6日(木)~4月12日(水)
調査方法/インターネットによるアンケート調査
調査主体/FREENANCE byGMO
構成/清水眞希