パナソニック、シロカ、マクスゼン、家事の手間を軽減するタンク式食洗機の賢い選び方

タンクを下に配置し給水が容易　マクスゼン『食器洗い乾燥機 JDW03BS01-SV』オープン価格（実勢価格約2万9800円）

水タンクの上に本体を重ねて設置する仕組みで、正面から簡単に給水できる。洗浄コースは節水洗い、標準洗い、強力洗い、お急ぎ、念入りの5種類。温風ではないが、送風乾燥機能も付いている。
サイズ：W45.4×H49.1×D41.3cm

【CHECK 1】

ドア全開で奥行きは約70cm。シンク横に少し広めの作業場があれば収まる。

【CHECK 2】約70℃の温水を食器類に噴射してまるっと一気に汚れを落とす

標準：約60分

本体には360度回転する上下シャワーを採用。ノズルから約70℃の高温水を高圧で噴射して洗浄を行なう。

【CHECK 3】大きな特化点はないものの食器を並べやすいスタンダードな作り

食器点数：約15点+小物類

メインの食器かごには出し入れがスムーズなローラーを採用。「かごに取り付けられる小物ケースは、箸やスプーンなどを立てた状態で洗えます」（藤山さん）。

【CHECK 4】下置き水タンクの本領を発揮！普通の姿勢で幅広口に水を投入

使用する水は1回分約6Lとやや多め。「それでも本体の下に給水口があるので、給水カップで約3回の水入れもさほど苦にならない」（藤山さん）。

〈FUJIYAMA’S EYE〉水入れが正面からできるので疲労軽減になりますね。水量が多いせいか標準の洗浄時間もやや短めです。

狭いキッチンにもこれなら置ける

エスケイジャパン『食器洗い乾燥機 Jaime SJM-DW6A（W）』オープン価格（実勢価格約4万5000円）

食器と小物各12点が一度に洗えるコンパクトモデル。コースは標準、スピーディ洗い、強力洗い、ソフト洗い＋乾燥から選べる。一番の特徴は蛇口から直接給水可能な取り外せる水タンク。給水の時短化にもなる。
サイズ：W37.8×H42.2×D41.2cm

【CHECK 1】

ドアを開くと奥行き64cm。前開き型では小型だが、前面に空間は確保すべき。

【CHECK 2】コンパクトでも洗浄力はパワー系！夜間使用では音にちょっと注意を

標準：約90分

約60～75℃の高温と10kパスカルの高水圧ですすぎ洗いを繰り返して洗浄。運転音はやや大きい。

【CHECK 3】シングルや2人暮らしなら十分！食洗機のエントリーにマッチ

食器点数：約12点+小物12点

メインの食器かごはローラーが付いた引き出し式。箸やスプーンを置きやすい小物ケースも付いている。シングルや2人暮らしにはぴったりサイズ。

【CHECK 4】タンクを外し水道で満水にすれば1回で給水を済ませられる

背面の水タンクは取り外して持ち運べる。「キッチンから離れた場所に設置していてもラクに給水ができるので便利」（藤山さん）

〈FUJIYAMA’S EYE〉狭いキッチンにも収まりやすい。水回り以外に置くなら、1発給水のできる脱着式タンクは大助かりです。

取材・文／安藤政弘

※本記事内に記載されている商品やサービスの価格は2023年3月31日時点のもので変更になる場合があります。ご了承ください。