最新ミラーレス一眼カメラのAI技術を応用した被写体認識機能はどれくらいすごいのか? 猫カフェで実力をチェックした!
ミラーレス一眼
CHECK POINT
【1】実写性能
動き回る動物の瞳にピントを合わせ続けてくれるか?
【2】機能性
被写体認識の種類と使いやすさ。連写性能はどうか。
【3】操作性
ダイヤルとボタンは使いやすいか?グリップの太さ。
ライター
ゴン川野さん
銀塩カメラ時代から取材を続けるメカ好きライター。最近は超望遠で野鳥撮影に夢中。
編集・ヒロ
昨年ミラーレス一眼レフを購入。カメラ片手に街歩きとクラブ通いが週末の楽しみ。
ヒロ 最近のミラーレスはどれも高画質でハズレがないですよね。
川野 そこで注目してほしいのがAIを使った被写体認識機能です。人間はもちろん動物や乗り物まで自動認識して、どこまでも追いかけてピントを合わせてくれます。
ヒロ 動物というと犬、猫、鳥、パンダとかいろいろいますが。
川野 各社、犬、猫は瞳認識まで対応済み。鳥に加えて馬とか年々種類が増えています。
ヒロ AIの認識性能はスペックだけ見てもわからないですよね。
川野 そうなんですよ。今回の4機ではAPS–Cサイズよりフルサイズが優秀でした。撮影場所が暗いのが原因かもしれませんが。
ヒロ 条件や動物の種類でも結果は違ってきそうですね。
川野 被写体認識は各社の目玉機能です。AIを利用しているので、さらなる進化が期待できますよ。
小型軽量のフルサイズに敵なし!
キヤノン『EOS R8・RF24-50 IS STM レンズキット』合計予想実勢価格約29万3700円
Rシリーズの交換レンズが使えるフルサイズミラーレスで、重さ約461gを実現。約40コマ/秒の高速連写機能がすごい。
センサー/フルサイズ 有効画素/最大約2420万画素 常用最高感度/10万2400
AF追従連写/40コマ/秒
【CHECK 1】歩く猫に追従、暗さに強いAFで高感度でも高画質
動物優先モードで手前の人間より奥の猫にピントが合う。「暗くてもAFが迷わない」
【CHECK 2】被写体認識は犬、猫、鳥、馬に対応
どの動物モードを選んでも瞳を認識。「自動を選べば被写体の選択はカメラ任せに」
【CHECK 3】軽く取り回しやすくグリップも持ちやすい
「『EOS R50』では細すぎると感じたが、グリップに厚みがあって持ちやすい」
〈KAWANO’S EYE〉被写体認識とAF性能がピカイチ。フルサイズなので高感度も高画質。セットズームは望遠85mmまで欲しかった。